2006年03月02日

「第二の荒川」育成ピンチ、姫路はチャンス



美姫・真央に続け、姫路のフィギュア選手(372log@姫路)で、
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小さい頃からフィギュアの選手を目指すなら、姫路市内に住んでいることは、施設面から非常に有利になります。
実際、姫路市内から毎日のように姫路アリーナに練習に来ている小学生もいるそうで、オリンピックを目指しているとか。こうした背景を調べていくと、まんざら無謀でもなさそうです。
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と書いていましたが、金メダリスト・荒川静香のコメントをきっかけに、練習場所が閉鎖されて限られてきている現状がマスメディアにもばれてしまいました。

”第二の荒川”育成ピンチ、各地でリンク閉鎖相次ぐ(読売新聞)
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荒川選手は金メダル獲得後の25日にトリノで会見した際、「私が練習を続けていた仙台のリンクも閉鎖され、小さい子が苦労している。一つのリンクに人が集まり過ぎ、私も日本では練習時間を探すのが難しい。もう少し身近で気軽に足を運べるといい」と語った。
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“第2の荒川”誕生にリンク閉鎖の壁…5年で40か所(読売新聞)
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練習場所となるスケートリンクの閉鎖が相次いでいる。リンクを求め親元を離れて、“第2の荒川”を目指す子供たち。
(中略)
文部科学省の調査によると、1996年に127あった屋内リンクは、2002年には94にまで減った。
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荒川選手育てたリンク、取り壊しの危機 経営難で閉鎖(asahi.com)
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荒川選手を育てた長久保裕コーチ(59)は、有望な小学生らとともに今春から名古屋に移る。「練習場が確保できれば私も県内に残りたい」とリンクの再開を訴えており、この日も傍聴に訪れた。
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日本全国スケート場情報を見ても、近畿・中四国で通年営業のリンクは大阪2個所と姫路だけになりました。

姫路の近所で興味のある人は、気軽に姫路アリーナを覗いてみてはいかがでしょうか。スケート教室も各種あるようです。「第2の荒川」は別にしても、代表を目指すには有利な状況と言えるでしょう。

参考
【姫路アリーナ】荒川静香を目指して、娘を連れて行く!?(Nice Weekend)
スケート(2007年度新司法試験に向けて)

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Posted by miki at 00:16│Comments(5)スポーツ
この記事へのトラックバック

昨年12月頃から、子供たちにアイススケートに連れて行けと
ねだられていました。

いつの間にか、冬になるとアイススケートに行くことが
我が家の行事となっているようです。

仕事やな...
【姫路アリーナ】荒川静香を目指して、娘を連れて行く!?【★Nice Weekend★】at 2006年03月02日 07:31

トリノ五輪でのスピードスケートの不振や荒川静香さんの金メダルでクローズアップされているスケートリンクの閉鎖や赤字問題。これも地球温暖化が微妙に関連しているような。
スケートリンク閉鎖と地球温暖化【佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン】at 2006年03月07日 16:55
この記事へのコメント

子供が小学生のとき、姫路アリーナや加古川サティで
アイススケートを始め、大阪の大学のアイスホッケー部
の合宿で4年間姫路アリーナのお世話になりました。
「てるてる家族」はとても懐かしく見ました。
Posted by KG at 2006年03月02日 23:00

あの姫路アリーナってそんなに貴重な存在なんですね!

保育園のとき滑った思い出がw

ところで、Yahooブログの「お気に入りブログ」は表示がカッコイイ

とおっしゃってましたが、なんか今日急に、お気に入りに登録してた

ブログのうちYahooブログ以外のブログが全てお気に入りから

解除されてしまいました(泣)。再登録しようとしてもエラー。。

なんでやねん!!
Posted by himejimeji at 2006年03月02日 23:23

KGさんへ

コメントありがとうございます。
てるてる家族で姫路アリーナまで撮影に来たというのは、レトロだからだけではなく、シーズン問わず撮影できるというのもあったのかもしれません。
Posted by miki at 2006年03月03日 01:01

himejimejiさんへ

コメントありがとうございます。
東京は西日本と異なり、通年リンクがいくつかあるようですが、人口比でいったら、どっちが多いんでしょうか・・。
Posted by miki at 2006年03月03日 01:03
ダイセル リサーチセンターの久保田邦親博士(工学)の材料物理数学再武装はとても面白い。よく経済や経営の評論家がトレードオフを全体最適化するとカッコつけるが、その行為を支える数学理論は今まで見たことがなかった。それをこの博士「関数なんてつなげてしまえ」理論(正式には関数接合論)で非線形曲線を造形することでやってのけた。SNSを覗いたらわかると思うが、国富論で有名な経済学の父アダムスミスの神の見えざる手を計算して流通量最大化が原理として働いているとしている。多分これは科学全体にとって晴天の霹靂ではないかと思う。
Posted by トランプエレメント at 2021年08月22日 21:03
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