2010年01月09日

就職氷河期の例外? 就職に強い高専

石川高専石川県

昨年末でも大学生の3割は内定がもらえないという就職氷河期。ところが高専生はそうでもないみたい。

県内大学新卒、就職内定まだ7割 11月末現在、福井労働局(福井新聞)
福井労働局が25日発表した来年3月卒業予定の高校生や大学生の求人・求職・就職状況によると、11月末現在の県内大学生の就職内定率は69・9%で、就職を希望する大学生の約3割は未内定となっている。
(中略)
その他の就職内定率は専修学校が50・7%(前年同期比0・7ポイント減)、高専が92・0%(同3・9ポイント減)、短大が47・9%(同6・3ポイント減)。
大学生が内定率7割弱なのに対して高専生は9割超というのですから、やはり就職に強いというべきでしょうね。

読売新聞・石川版では、「就職に強い高専」と記事にしています。

「就職に強い高専」実証(YOMIURI ONLINE)(Googleキャッシュ)
「氷河期の再来」とも言われる今年の就職戦線で、早期から技術者の専門教育を行う高等専門学校の内定率が90%を超え、「就職に強い高専」の存在感を改めて見せつけている。県内2つの高専によると、11月末現在の内定率は94・7%まで上がる見通し。
ところで、姫路市が誘致を進めている近大高専はどうなっているのでしょうか。

近大高専誘致 9000万円以内で助成検討 名張市(伊賀タウン情報YOU)
名張市は1月8日、2011年3月末で撤退する皇學館大学名張学舎(同市春日丘)の跡地に移転誘致を進めている、近畿大学熊野工業高等専門学校(熊野市)に対し、移転する場合の施設の一部新設に9000万円以内での助成を検討していることを明らかにした。
(中略)
市側はこれまで、同高専の誘致に新たな財政出動を行わない方針を示してきたが、近畿大からの要請や、姫路市(兵庫県)が同じく同高専の移転誘致を表明していることなどを受け、一定の動きが必要と判断したという。
多少は誘致合戦もヒートアップしてきたのでしょうか。

近大も、あまり自治体の財政をあてにしないで欲しいのですが・・。そんなことしなくても近大ってお金持ってそうなイメージがありますが、どうなのでしょう。

お金云々よりも、播磨での近大初の工学系学校ということで、播磨臨海工業地帯で産学連携をやりましょうとか、東大阪と播磨の両方から関西包囲網をやりましょうとか、夢のある話をしたいものです。

参考
佳境に入ってきた? 近大高専の誘致合戦(372log@姫路)
姫路市 vs 名張市。近大高専誘致で(372log@姫路)
近大高専が熊野から撤退(372log@姫路)
姫路市が高専を誘致。再来年開校に向け交渉(372log@姫路)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(企業)の記事
 パナソニック姫路、液晶生産を終了 (2019-11-21 19:34)
 回転をやめたら課題が解決し、売上2割アップ (2019-10-05 12:49)
 かんぽ生命に限らず (2019-08-08 21:57)
 中播磨、西播磨で就職を考える人のサイト (2019-07-10 21:59)
 姫路の寺田さんが島根県でパン屋を開業した結果 (2019-04-15 01:21)
 すぐ涼しい!特許技術搭載の携帯型ドライミスト「ミストポット」 (2019-04-06 00:00)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)企業
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。