2019年09月15日

地域の命運



かつて関空を廃港にとか、伊丹廃港とか言っていた人がいましたが、今考えると恐ろしい。

【記者発】避けられない関空の増強投資 大阪社会部・牛島要平(産経ニュース)
関空はすでに満杯に近い。スーツケースを何個も押し、次の目的地に急ぐ外国人の家族連れであふれかえっている。今年度の国内線を含む総旅客数は3千万人を突破する勢いだが、現在の受け入れ能力は年間約3335万人で限界に来ている。
(中略)
関西を訪れる外国人は全国を上回る率で増えており、令和12年には現在の約2倍の2400万人を超えるとの見通しがある。
確かに将来のことは誰にもわからないのですが、都市空港なんて、一旦廃港にしたら、(跡地利用の状況にもよりますが)二度と再建設できません。

目先の状況に惑わされず、いかに将来につなげるか。
空港に限らず、さまざまな判断が地域の命運をわけていきます。

P.S.
来月発刊になる高校同窓会広報誌に、姫路市長の寄稿記事があります。
その中で、大学時代に父が関西国際空港の誘致を掲げて姫路市長選に挑戦したが落選したとあります。当選されていたら姫路の風景はいまと少しは変わっていたでしょうか。
(もちろん)当時、姫路市民にはきちんと選択の権利が与えられ、市民は判断をくだした。姫路市民が命運を選んだという事実に対しては、敬意を表します。

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Posted by miki at 00:00Comments(0)航空