2019年05月26日

世界遺産に登録されると必ず観光客は増えるのか

松江城島根県松江市

世界遺産に登録されると、観光客が増えるかというと、必ずしもそうはなりません。

「世界遺産効果」薄れた石見銀山 課題は魅力発信(産経WEST)
島根県大田市石見銀山遺跡が2007年に世界遺産に登録され、2日で10年。登録の効果で08年に80万人を超えた観光客はその後激減し、16年は約30万人と登録前の05年の水準にまで戻った。
観光地としての魅力と世界遺産登録は、それほど相関関係はない気がします。

国宝3城、世界遺産登録へ姫路城抱き込み作戦 地元、本音は「メリットない」(神戸新聞NEXT)
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録に向け、松本城など国宝3城が、すでに登録されている姫路城を抱き込む形での追加登録を目指している。
松本、犬山、松江が姫路とともに拡張登録を希望しているみたいですが、登録されたからといって必ずしも観光客が増えるわけではないでしょう。

まして「姫路城をはじめとする国宝城郭群」なんて名前では、ほとんど効果がない。松江城(島根県)も参加してるようですが、石見銀山で単独登録を経験した島根県なら、そんなこと重々承知してるだろうに。

参考
世界遺産登録、どれだけの効果があるのか?(地域経済ラボラトリ) - 観光客増加につながるとは言い切れないが、可能性がないわけではないということでしょうか。

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Posted by miki at 19:16Comments(0)観光