2018年06月14日

インフラを造るより、インフラを活かす力が地域力を決める

明石海峡大橋

兵庫には、4つの新幹線駅、3つの空港、2つの大橋と、見事に交通インフラが揃っています。しかしまだまだ充分活用されているとは言い難い。
インフラを、どれだけ活用できるかで地域の力が決まります。

インフラは「私的経済活動の基盤となるような施設、制度など。長期にわたって変化の少ないもの。」
いわば、私的活動の土台となるものです。
土台がころころ変わったり、しっかりしていなければ、安心して活動できません。

播磨に新幹線の駅が3つもある理由(372log@姫路)
できた経緯は別として、これだけ交通のインフラが恵まれた播磨
「どれだけ活かせているんだ?」という話。宝の持ち腐れになってないことを祈ります。
新幹線の駅が播磨に3つ(兵庫に4つ)もあるのは、偶然です。
でも、経緯はどうでもいいんです。
いかに活かすか。それが大事です。

伊丹神戸但馬。兵庫には3つも空港があります。
できた経緯はどうでもいいんです。
いかに活かすか。それが大事です。

3空港はインフラとして保有すべき(372log@姫路)
環境が激変する航空業界だからこそ、現在を基準に一旦廃港にでもしてしまうと、環境が変わったとき、取り返しがつきません。
近年の関西の大ヒットは、伊丹を廃港にしなかったこと。
廃港を止めたら、安心して投資ができます。今年4月にはターミナルを先行リニューアルオープンしています。

インフラを造る能力より、インフラを活かす力が、地域力を決めます。

参考
伊丹空港ターミナル、中央エリアを先行オープン--新規30店や屋上の見所は?(マイナビニュース)

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Posted by miki at 00:45Comments(2)交通