2018年05月08日

世界4位の通信設備メーカー ZTE

ZTE BLADE E02

飛ぶ鳥を追い落とす勢いの中国製スマホですが、ここに来て業界に激震が走っています。
世界4位の通信設備メーカーZTEが米国との取引を7年間停止にすることに。
ZTEの主要市場は米国で、かつ部品供給元の半分は米国。資本や設計こそ中国ですが、製造販売とも米国に依存しているので、さあ大変。

【コラム】世界4位の中国通信技術企業の素顔(朝鮮日報)
中国2位、世界4位の通信設備メーカーZTEが今回の措置で存亡の危機に直面したからだ。ZTEは年間必要とする半導体チップの半分を米国から輸入している。このため、世界中から受注した通信設備をちゃんと納品することが難しくなった。
ZTE製スマホは日本でも利用されていて、携帯キャリアにも影響が・・

アメリカ政府によるZTEへの制裁措置。NTTドコモは「様子見」――子ども向け端末、5Gネットワークへの悪影響も懸念(ITmedia Mobile)
同社の端末ラインナップのなかに「MONO」と「M」が存在するが、販売については「どちらも当面、在庫の販売を継続できる。故障対応もかなりの期間、サポートできるのではないか」(吉澤社長)としている。
(中略)
ZTEの製品は当然のことながら、NTTドコモ以外のキャリアにも納入されている。
ここ最近は、KDDIに「mamorino4」、ソフトバンクに「キッズフォン」がラインナップされている。
格安スマホ会社でも普通に販売されているZTEのスマホですが、今後入手できなくなるかもしれません。

参考
ソフトバンクのZTE製品、ソフト更新が停止中(ケータイWatch)
中国ZTE、スマホ通販停止=公式サイト、利用不能に(時事ドットコム)
ZTEショックに揺れる中国、国産チップセットに大豆増産……静かに始まった米国対策(YAHOO!JAPANニュース)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります  

Posted by miki at 00:00Comments(0)IT