2018年01月09日

有望な駅伝ランナーが関東の大学に向かう理由

青山学院大学(東京)

今年の箱根駅伝は、青山学院の圧勝。
関東の大学に詳しくなければ、箱根駅伝で青山学院の名前を知った人もいるかしれません。
私は昔も今も桑田佳祐の母校のイメージだけど。

箱根駅伝の「全国化」は実現可能か 「常識を疑う」青学大・原晋監督の本音とは…(産経ニュース)
全国の有望な高校生ランナーにとって「箱根路」を疾走することは、球児にとっての甲子園と変わらないほどの重みがある。長距離を専門にする高校生が関西圏の大学に積極的に進学したがらないのは「箱根駅伝の舞台に立てないから」ともいわれる。
これでいいのか箱根駅伝! 関東の大学限定の大会なのに西日本出身ランナーが多数 選手出身校ランキング(AERA dot.)
箱根駅伝は視聴率30%近くを稼ぐ国民的イベントであるにもかかわらず、参加校は関東の大学に限られている。高校駅伝で好記録を出す高校生は西日本にたくさんいる。しかし、高校生トップアスリートたちは箱根駅伝に出場したくて、みんな関東の大学に進んでしまう。
兵庫県にある西脇工業須磨学園出身の有望ランナーが関東の大学に多く進学するのも、箱根(関東限定)大会の影響が大きい。

2024年以降は全国大会になると言われますが、今からでも(箱根にかける注目を)出雲伊勢路の全国大会に向けることも必要と思います。

参考
東京23区の大学定員増を抑制、政府会議が提言(朝日新聞デジタル) - 有望選手の進学だけでなく、箱根駅伝は大学のPRにも効果が高い。関東の大学しかPRできないのは東京一極集中を緩和する政策からいってもミスマッチ。というか読売新聞日本テレビが、メディア使って思いっきり東京の大学を宣伝してるみたいなもん。

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります  

Posted by miki at 00:00Comments(1)学校