2017年03月05日

正解は、探すのでなく自分で創るもの

二股ソケット(Wikipedia)

高校生の学力集大成、大学入試で正解のない問題があったとニュースになっています。

兵庫県立大で出題ミス 解が存在しない設問(神戸新聞NEXT)
二次関数に関する問題で、配点は20点。当該問題を除いた80点を100点満点に換算して対応する。
ミスがあったのは、二次関数の条件が成立する解を求める設問。式中の値の設定が不適切で、条件が成立する解が存在しない設問になっていた。
県立大は、この問題を除外して合格を決めるとのこと。高校生にとても配慮した対応です。

高校生までの学習ではその多くは正解がありました。
大学に進学すれば、そうではない。というか、そうではない分野に価値を置く場合が多い。

でも、高校までの学習の中で、素早く正解を出す訓練を続けるが故に、以降、しんどい人生を送る人が結構います。

世間の就職ランキングに惑わされたり、周囲に対してランク付け癖があり社会生活に影響がでるとか。
単に了見が狭いだけ。

人生とは、自分を楽しませることである。ー 「正解を答える」生き方ではなく「正解を増やす」生き方をしよう。(いばや通信)
正解なんて実にくだらないものなのだと思うようになった。正解を求めるのではなく、正解を増やしてしまえばいいのだと思った。
世の中で、事を成したと言われる人は、例外なく正解を自分で創っています。

家庭に電気を普及させるとき、電球しかなかった部屋にコンセントを確保する方法。
正解は二股ソケット。これは松下幸之助さんが創ったんです。

それはなかなか楽しい作業だと思いませんか。
高校を卒業すると、しんどくなる人と、元気になる人がいます。その差は、こんなところにある気がします。

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります
  

Posted by miki at 00:00Comments(2)社会