2016年08月29日

慰霊塔を国管理へ

全国戦災都市空襲死没者慰霊塔(姫路市)

民間寄付で建立された手柄山の慰霊塔の管理を、国に委ねる検討を始めました。

国内唯一の空襲犠牲者慰霊塔 姫路市、国管理要請へ(神戸新聞NEXT)
兵庫県姫路市にある全国の空襲犠牲者を追悼する国内唯一の施設「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」について、同市などが国に管理を委ねる検討を始めたことが25日、分かった。
国立慰霊碑を求める意見に対し、国は、民間とはいえ姫路に慰霊碑があるから不要と言っています。

【正論】拓殖大学教授・藤岡信勝 「東京大空襲」が意味するもの(産経新聞)
自民党の国会議員からなる「戦災犠牲者の国立慰霊碑建立を目指す議員の会」(下村博文会長)が設立された。
しかし、所管の総務省は、兵庫県姫路市に昭和31年に民間の寄付で建立した「全国戦災都市空襲死没者慰霊塔」があり、国が新たに慰霊碑をつくる予定はないという。
慰霊碑を国に管理してくれというなら、渡りに舟。姫路の施設が国立慰霊碑ということになれば、新たに建立する理由はなくなります。

参考
国立ではありませんが、「もうあるからです」(372log@姫路)
空襲犠牲者を追悼する唯一の建物(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)社会