2016年05月02日

東京に若者がいなくなる日

慶應義塾大東京都港区

東京の大学は、東京ローカル大学になっていて、全国から人が集まっているわけではない。そんな傾向があるようです。

都内有名大、増える首都圏高卒 30年間で1.4倍に(朝日新聞デジタル)
東京大など東京都内の有名5大学で、今春の入試合格者の75~55%を首都圏の高校出身者が占め、30年間で約1・4倍に増えていることがわかった。
4人に1人しか首都圏以外の出身者がいないケースもあるようです。

全国一受験生を集めた大学が、東京の大学ではなく、3年連続西日本の近畿大になったことは、一つの象徴かもしれません。

そして、その4人に1人の地方出身者も、就職時には地方へ呼び戻そうとしています。

首都圏学生を兵庫に 東京で自治体合同採用説明会(神戸新聞NEXT)
首都圏からの受験者確保を目的に、県の呼び掛けで神戸、姫路、尼崎明石伊丹各市と初めて都内で合同開催。県人口が減る中、若者を呼び戻し、定住促進を狙う。
出生率が全国平均に比べて圧倒的に低い首都圏は、地方から若者を集めることで何とか人口バランスを維持してきました。
今後若者が地方に留まり、また、東京に出た若者も就職で地方に行ってしまえば、東京に若者がいなくなってしまいます。

P.S.
東京の大学に行きたい人はチャンスかも。

参考
近畿大3年連続日本一(372log@姫路)
おいでよ! 首都圏以外の高校生(372log@姫路)
著しく低い首都圏の出生率(372log@姫路)
早慶にも焦り? 地方で合同入試説明会(372log@姫路)
東京衰退の予感(372log@姫路)
Uターンが増加(372log@姫路)

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Posted by miki at 21:26Comments(0)学校