372LOG 姫路

山本太郎さんは、現政権には一貫した政策があると言います。

2015.8.19安保特①「今回の安保法案は、第3次アーミテージ・ナイ・レポートの完コピだ！」（参議院議員 山本太郎）

安倍総理と握手している方、ショー・ザ・フラッグ、ブーツ・オン・ザ・グラウンド、この言葉で有名なリチャード・アーミテージ元アメリカの国務副長官。
（中略）
昨年7月1日、憲法違反の閣議決定から今回の憲法違反の安保法制、戦争法制までだけを見たとしても、何だこれ、アメリカのリクエストどおりじゃないかって。おまけに、原発再稼働、ＴＰＰ、特定秘密保護法、武器輸出三原則の廃止、何から何まで全てアメリカのリクエストどおりに行っているんだなって。

現政権は、米国アーミテージさんのレポートに忠実だと。

アーミテージさんは、「米国は、辺野古の代案を出してもらったら、耳を傾ける」と言っています。

アーミテージ氏「米は代案あれば聞く」　辺野古見直しに柔軟（琉球新報）

「日本政府が別のアイデアを持ってくるのであれば、間違いなく米国は耳を傾ける」と述べ、翁長雄志知事が県内移設に反対していることを踏まえ、計画見直しに柔軟な姿勢を示した。

沖縄県民にとって、これほど心強い言葉はありません。
アーミテージさんが言うのなら、現政権も忠実に代案を探してくれるに違いない。

一方、米国の意向と無関係に自由に発言してきた鳩山元首相。
その鳩山さんに、沖縄の人は感謝しているそうです。

「変人」鳩山氏は沖縄では「恩人」　愛される理由は（dot.）

「鳩山さんの一言で、それまで県内移設しかないって思い込んでいた県民が、県外でもいいんだって目覚めたんです」
（中略）
ただ、鳩山氏は途中で主張を引っ込めたではないか。
「首相を辞めたら率直に謝ってくれたので、沖縄人は許しました。その後、鳩山さんはよく沖縄を訪れています」

アーミテージさんの意向に従い、忠実に代案を探してくれそうな現政権に期待しつつ、成果が出た後は、きっかけをつくってくれた鳩山さんが再評価されるということで、八方（はっぽう）丸く収まれば・・・

「そんなことしてる間に、どこかの国が発砲（はっぽう）してくる」と、軍事漫談家に口撃されるでしょうけど。

参考
安保法制はアーミテージ・ナイ・レポートレポートを念頭に作成したものではない―中谷防衛相（財経新聞）
憲法改正しない安倍首相は自己矛盾している（東洋経済オンライン） - このレポートの内容を踏まえて、安保関連の安倍内閣の動きと見比べると、一連の安倍内閣の行動が、安倍晋三首相の個人的な政治思想に基づくものというより、アメリカ側の「軍事的協力の要請」に従ったものであることは歴然（記事より） ← 対して鳩山さんは個人的な政治思想に忠実。ゆえに短命だったが。
この本を読んでいれば、総理を辞めずに済んだかも（372log@姫路）

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