2015年07月28日

紙上も賑わす、「にぎわい」広場

安倍総理街頭演説 in 姫路(YouTube)

一地方都市の駅前が、全国紙の社会面を賑わせています。

駅前広場で政権批判、行事中止に 姫路市と主催側対立(朝日新聞)
兵庫県姫路市の「姫路駅北にぎわい交流広場」で労働組合が24日に開いた「駅前文化祭」で、安倍政権を批判するビラ掲示や寸劇があり、広場を管理する市が「にぎわいを創出する広場の趣旨にそぐわない」として途中で催しを中止させたことがわかった。
姫路市:催しを途中で中止 政権批判のビラや寸劇で(毎日新聞)
市や西播労連によると、会場で「アベ政治を許さない」と記されたビラが配布されたり、同趣旨の看板が設置されたりしたため、広場を管理する市が注意し、西播労連も受け入れた。しかし、イベントの寸劇などで「安倍政権はノー」と訴える発言があり、市は途中で広場の使用許可を取り消した。
「アベ政治を許さない」寸劇で政権批判の労組イベント、市が打ち切る 兵庫・姫路(産経WEST)
市の条例では、広場の設置目的を「市民にくつろぎの空間とにぎわいを提供し、中心市街地の活性化に寄与すること」と規定している。市姫路駅周辺整備室の担当者は「イベントは広場の利用の趣旨に合わない内容のものが行われたのでくり返し注意をした上で、最終的に中止を求めた。政治的内容だからではない」と話している。
姫路市、政権批判で行事中止に 労組主催の駅前文化祭(西日本新聞)
「アベ政治を許さない」と書かれたビラが掲げられるなどしたため、中止を求めたという。
何が中止の原因か、今ひとつわかりません。

首相を批判したら、にぎわい創出する広場の趣旨にそぐわないのか?
首相を批判することが、民主主義の世の中にとって、とても大事なことだということが本当に理解されているのか。
広場で首相を批判した団体が、意図に反して中止させられることを見て、市民が不快に思わないとでも思っているのか。

昨年末、同じ広場で、安倍さんは民主党政権時代をさんざん批判していたのです。
そして、大いに駅前は盛り上がっていました。
批判がにぎわいを創出しないなんて、考えられません。
(余談ですが、応援した候補者は残念な結果になりました。私は安倍さんの「ひ」めじの発音に一因があるのではないかと・・。本当に神戸製鋼加古川時代に姫路に来ていたのでしょうか?)

ただ言えることは、姫路市がイベントを中止させたことで、全国紙の社会面で、姫路ネタで大いに賑わったこと。これは姫路市のポテンヒットかもしれません。

参考
“政権批判”姫路の行事中止(NHKニュースWEB)
【駅前】広場で「政権批判」行事 姫路市が中止させる(ABC WEBNEWS) - イベント当日「アベ政治を許さない」と書かれたビラを掲げたり「安倍政権はノーだ」といった発言があったりしたため、市がイベントの中止をさせました。「(Q.批判的なことは全てだめ?)そうです。好ましくないと判断します」と市の担当者は話しました。(記事より) ← ビックリした。本当にこんなこと言ったのか?
安保法案:賛否訴え 播磨各地、集会や演説実施 /兵庫(毎日新聞) - 姫路市の山陽姫路駅前では、姫路市内の会社員や主婦らで作る「頑張れ日本! 全国行動委員会兵庫県姫路支部」が街頭宣伝活動を行った。メンバーが「集団的自衛権は我々の平和を守るために必要です」と書かれたビラを通行人に配る一方、同支部の前川英昭代表が「戦争法案ではなく、戦争抑止法案。努力しないと平和は守れない」と訴えた。(記事より)
「ひ」めじ に苦情。ひ「め」「じ」はセーフ(372log@姫路)

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Posted by miki at 22:05Comments(3)マスメディア