2015年02月17日

SL西はりま?

SLやまぐち 12系(C57)

山口県などを走るSL。西播磨にも走るかも。

姫新線にSL復活計画 県が調査費1500万円(神戸新聞NEXT)
姫路駅(兵庫県姫路市)と新見駅岡山県新見市)を結ぶJR姫新線で蒸気機関車(SL)の復活運行を目指し、兵庫県が2015年度、可能性を探る調査に乗り出す。姫路市からたつの市佐用町に至る沿線地域の観光の目玉にしたい考え。
全国的にSL運行は珍しくなくなっています。

蒸気機関車は必要なのか――岐路に立つSL観光(BusinessMedia誠)
蒸気機関車は復活費用も運行費用も維持費も膨大である。それを乗車券のほか1座席あたり300円から500円でお客を乗せる。それでもうかるのかといえば、おそらく単体ではもうからない。しかしJRの場合は勝算があるだろう。乗客の往復の鉄道利用を喚起できるからだ。
(中略)
JR西日本もそうで、大商圏の近畿圏から山口県までの山陽新幹線の需要を創出している。
兵庫県が調査するのは自由ですが、JRが運行するかどうかは微妙。

山陽新幹線に特急料金を払って山口まで来てくれるお客を、みすみす特急料金をとれない新快速利用の姫路行きのお客にされては大損。さらに阪神山陽電車で来られたらもっと損。

JR西日本は大阪から比較的近所の米原SL北びわこも走らせているので、可能性がないわけではありませんが、SLに拘らなくても姫新線の始発駅・姫路にはモノレール遺産があり、津山駅の近所には(全国2番目の大きさの)旧津山扇形機関庫があります。
姫新線沿線風景の美しさや歴史等さまざまな魅力を考えると、SL運行は必ずしも必要ないかもしれません。

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Posted by miki at 00:00Comments(7)鉄道