2015年01月15日

訪日外国人急増で、早くも容量オーバーぎみの日本

関西空港

不安が現実のものに・・

訪日外国人が増加する日本 受け入れ能力が不足しているという懸念も(ライブドアニュース)
2014年の訪日外国人増加率(30%)を保てば、2016年には2000万人の目標を軽々と達成することができる。しかし、訪日外国人の増加に伴い、懸念されているのが日本側の受け入れ能力不足だ。
(中略)
香港の面積は東京の半分しかないが、香港を訪れる外国人旅行者数は飛行機で訪れる客だけでも年間4000万人に達する。やっと1000万人を超えた時点で受け入れ能力に問題を抱える日本は、将来の状況が不安だ。
北海道でもすでに大変なことになっています。

北海道、あふれる外国人観光客 空港に長蛇の列/足りぬバス 受け入れ態勢拡大急務(北海道新聞)
急増する外国人観光客に、北海道内の受け入れ態勢が追いつかない事態が相次いでいる。新千歳空港の国際線ターミナルでは、出発口の少なさから長蛇の列をつくる旅客をさばき切れずに、出発便の遅れが多発。
福岡でも対応していますが・・

福岡空港の滑走路増設に4.8億円 24年度完成目指す(朝日新聞デジタル)
24年度の完成を目指し、新年度は埋蔵文化財調査や設計に着手する予定だ。
完成が9年後って、それまでいったいどーするつもりなんでしょうか。

日本にある、すべての蛇口を開こう(372log@姫路)
日本に1~2個のハブ空港を造っておしまいと言うのではなくて、日本にある98の空港をネットワークとして活用し、アジア大陸の空港ネットワークに、サブネットワークとして一体化してしまうことです。
とにかく、今すぐにできることは、国内にあるすべての空港を全開にすること。伊丹神戸但馬南紀白浜の国際化、(計画中の)びわこ空港と播磨空港の凍結解除など。できることは全てやることだと思います。
欧米に比べてもまだまだ貧弱な空港整備。島国でヨーロッパのように国際列車が望めない日本だからこそ、いっそう真剣に整備すべきです。

参考
訪日1300万人達成で式典、太田国交相「2000万人への基盤できた」(トラベルビジョン) - 地方へのさらなる誘客のための情報発信の強化や受入環境の整備、空港容量の増加、WiFi設備の整備、多言語対応、北海道などで発生しているバス不足、クルーズ船の受入対応、ビザ緩和のさらなる拡大などを指摘。(記事より)
関空の出入国67万人 過去最多、円安で外国人増(47NEWS) - 関空も過去最多。
綱引きはいらない。関空、伊丹利用者がともに増加(372log@姫路)
居住人口が減っても、激増する国際交流人口(372log@姫路)
外国人急増。関西がアジアの国際拠点に(372log@姫路)
空港が足りない。逼迫する関西の航空需要(372log@姫路)
円安で訪日外国人1000万人へ。地方にもチャンス(372log@姫路)
後手後手の空港整備。福岡空港が混雑でピンチ(372log@姫路)
空港整備の遅れが産業発展の妨げに(372log@姫路)
香港から前年比4割増。香港エクスプレス、関空にも就航(372log@姫路) - 日本の空港数は92ですが、人口が半分(6千万)のフランスと英国はそれぞれ136、124。人口8千万のドイツは100と、いずれも日本より人口が少ないのに多くの空港があります。しかも各国は高速国際列車網で繋がれているにも関わらず・・です。(ブログより)

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Posted by miki at 00:11Comments(4)航空