2015年01月07日

攻めにくいけど、車椅子には優しい城

姫路城修理見学施設・天空の白鷺

敵からの防御のためにある城郭。
そんな城郭でも、車椅子には優しい?

姫路城バリアフリー 大臣表彰(YOMIURI ONLINE)
「天空の白鷺」(2014年1月閉館)を設けた際、電動車いすの貸し出しを実施。車いすで利用できるエレベーターも備えた。
また、スロープを整備して坂や階段が多い城内を移動しやすくする一方、くいなどで城を傷をつけないよう配慮した。
(中略)
天空の白鷺を訪れた約184万人のうち、車いす利用者は5870人
もともと城郭はバリアフリーには向かない。でも、その中でよくやりましたということらしい。

第8回 国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰受賞者の決定及び同表彰式の開催について(国土交通省)
○国宝指定を受けた城郭の保存修理観覧時を含むバリアフリー化 城郭であるため坂や階段が多く、また文化財保護の観点から対応が難しい歴史的建築物である国宝「姫路において車椅子による見学可能とするなど、大規模改修を契機としたバリアフリー整備に取り組んだ。
高齢化社会の本格化を迎えて、バリアフリー化の先進事例として益々注目を浴びそうです。

参考
姫路市が“逆転の発想”で金賞受賞。産業観光まちづくり大賞(372log@姫路)
あずきミュージアム、天空の白鷺が日本展示学会作品賞(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)観光