2014年10月09日

田舎の非常識パワー



実用化したのは大メーカーではありませんでした。

徳島)「地方でもやれる証明」徳島大学長らが会見(朝日新聞デジタル)
「地方にいても、情熱とやる気、負けん気があれば、ノーベル賞がとれるということを証明してもらった」と力を込め、博士論文は歴史的な論文であり、大学内のギャラリーに展示したい、とも述べた。
地方でも、情熱とやる気、負けん気があれば、ハンディは克服できるとの説明ですが、それだけじゃないんです。

ホリエモンが聞く、中村修二教授の「ゼロ」と今。(HORIEMON.COM)
当時、LEDとかレーザーダイオードっていうのは、結晶欠陥が10の3乗個以下じゃないとできないっていうのが常識だったんです。それを、10の9乗個もあるような窒化ガリウムで、LEDやレーザーを目指すっていうのは非常識なんです。しかも、よく光って、寿命が持つというのを作るというのは……。
(中略)
物理とかあまり知らないど田舎の会社で、当時は私もそんなに専門知識を知らなかった。全部独自でやっていて、とても常識的ではなかった。
地方で、(大メーカーのように)専門知識もなく、常識がなかった。だからやってみた(やってしまった)という面があります。
周囲に常識のある人がいなかったので、潰されなかった。

結果として、世界中がやらないことをやったから世界一になったというわけです。
無知のパワーって、時々すごいことをやってしまいますが、ノーベル賞をとってしまうこともある。
地方のパワーはこんなところにもあるんですね。

都会なんて、どんな分野でも常識のある人が周囲にいるので潰されてしまう。
なんと都会は恐ろしい!

韓国は、ノーベル賞がほとんど獲れない。理由の1つに、ソウル(都会)一極集中というのがあると思います。
田舎を持たない(田舎の力が弱い)国からノーベル賞は生まれないと、言ってみたいと思います。

by ど田舎ではないけど地方在住者

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Posted by miki at 00:00Comments(0)科学