2014年06月22日

燃料高で、姫路に14億円の工場が建つ

船舶用発電システム(西芝電機)

車にしろ何にしろ、燃料が高いですよね。
船舶でも困っていて、海運各社は船を大型化してコストを下げようとしています。

コンテナ船:400m世界最大 大型化で「エコ」 横浜港(毎日新聞)
コンテナ船は、運航効率を高めるため、新造船は大型化の傾向にある。コンテナの輸送運賃が低迷していることが一因で、SMBC日興証券の橋本宗治クレジットアナリストは「燃油も高止まりしているため、海運各社はあらゆるコストを下げることで利益を確保する体質を目指している」と解説する。
船が大型化すると、大型船に必要な大型の発電機が必要になります。
そこで、姫路市の西芝電機は、大型発電機の専用工場を建てることにしました。

西芝電機、姫路に大型発電機の新工場 船舶向け(日本経済新聞)
船舶用電機システム大手の西芝電機は20日、兵庫県姫路市の本社敷地内に新工場を建設すると発表した。主に船舶用の大型発電機を製造する。投資総額は約14億円で、2015年秋に稼働を予定する。コンテナ船などの船舶の大型化に対応し、約25年ぶりに新工場を建設する。
西芝電機さんはお金がかかりますが、新工場建設ともなれば多少なりとも地元にもチャンス。
燃料が高かったら高いなりに、いいこともあるというお話でした。

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Posted by miki at 00:00Comments(0)企業