2014年04月23日

姫路の中のオランダ



ワークシェアリングが進むオランダ。20年前は日本と同様「男は仕事、女は家事と育児」という社会でした。

日本が学ぶべき「仕事より家庭」なオランダ(NAVAR まとめ)
わずか20年の間に「子どもは女性が生まれたら育児をすべき」から「女性も社会に出て働き続ける方がよい」と常識が変化した。
オランダの労働時間1時間あたりの国内総生産(GDP)は、日本の約1・5倍。
オランダ型ワークシェアリングを一部取り入れている企業が姫路にあります。

成果主義は下火に 企業、個人の働きどう評価(日本経済新聞)
データ入力やウェブ開発を手掛けるエス・アイ(兵庫県姫路市)社長の今本茂男さん(69)。同社は、13年に経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれた。
(中略)
同社では、私用の電話で席を外すのにもタイムカードを打ち、時間給で賃金を支払う。
全社員が自由出勤で、時間給制。その時間給を半年毎に見直すといいます。

ワーク・ライフ・バランス(エス・アイ)
当社は、日本ではまだ数少ないオランダ型ワークシェアリングを一部導入し、エス・アイ版(多様就業対応型)として実施しています。
従業員の働きやすい職場環境づくりを目指して、当社では自由出勤制度を導入しています。
また、正社員とパートの仕事・賃金の格差をなくすため、全社員時間給制度(個々の実績や貢献度により判定)とし、賃金を半年毎に見直すことによって、社員のモチベーションを維持しています。
20年後、「日本も変わっているかもしれない」と思わせる企業が、意外に身近にあるものですね。

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Posted by miki at 00:21Comments(0)企業