2013年12月30日

東京から見た姫路、姫路訪問前に知っておくべき11のこと

JR姫路駅ビル

軍師官兵衛で盛り上がる姫路。
この機会に姫路に行ってみようというかたに、「東京から見た姫路、姫路訪問前に知っておくべき11のこと」を考えてみました。
東京にお住まいのかた以外にも参考になると思います。

この企画は、外国から見た日本、東京訪問前に知っておくべき11のこと(CNN)のパクリです。

1.「姫路」の「ひ」にアクセントを入れない(2014.2.2 見出しを訂正)

「ひ」「め」「じ」の3語に均等に力を入れて同じ高さで発音します。決して、「ひ」に力を入れたり「じ」を軽く言ってはいけません。

2.祭りをバカにしない

姫路市民の約5割(筆者推定)は、祭りは地域の大事な伝統文化であり、地域コミュニティの基本だと信じています。

3.歩きたばこは厳禁

姫路駅・姫路城周辺でやると罰金です。

4.信号は守る

都会に比べると信号が少ないので、厳守しています。ここは大阪ではありません。

5.姫路城以外の城を褒めすぎない

たとえば名古屋城大阪城と比較して姫路城が劣るような発言は控えたほうが無難です。

6.農水産物、日本酒は必ず食す

ブランド開発を怠けてきたため、知らない人も多いですが、姫路は海産物や農産物のレベルが一級品で、何食っても美味いです。
地酒も全国レベルで一流酒蔵がたくさんあります。

7.声が大きくても怒っているわけではない

南部を中心に、声の大きい人がいます。地元の言葉は粗い印象を受けることもあります。
でも、怒ってるわけではありません。びっくりしないように。

8.公共交通機関は時刻表を確認

東京とくに都心部だと電車もバスもどんどん来ますが、姫路ではせいぜい15分に1本。
バスは何時間に1本というのもあるので、要注意。広峯行きのバスもかなり少ない。

9.子どもは郊外に

姫路駅周辺に子どもは少ないです。子育て世代の中心は、クルマを停めるのが便利な郊外です。
東京よりずっと子どもは生まれていますが、誤解なきよう。

10.神戸とごっちゃにして地域性を語らない

同じ兵庫県ですが、明治期以降に海外の文化を受け入れて成長した神戸と、江戸までの日本文化をベースにした姫路はかなり異なります。

11.サービスは金では買えない

色々な地方出身者で構成される(日本の中では)多民族都市・東京に比べ、合理性よりも昔ながらの信用や地域性を重んじる姫路では、「お金を出せばサービスはいい」と言い切れません。
長い目で見れば、歴史的に気候に恵まれてきて、大災害も少なく、食いっぱぐれがなく、(黒田家とは異なり)厳しい競争にさらされてきたわけでもない。
それゆえサービス業全般に「お金を出せばいいものが食える」「お金を出せばいいサービスを受けられる」ということが徹底されません。
「ええ人やなぁ」と思われたらサービスはあがるかもしれませんが、「お金を持ってるだけの人」と思われたらサービスがあがらないかもしれません。

この11ポイントはさっき思いついたもので、地元でも異論があるかもしれませんが、参考にしてください。
まぁでも、同じ日本なので東京から見ても姫路は「普通」です。

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Posted by miki at 09:12Comments(7)観光