2013年09月25日

行列ができる、御座候の実演販売

御座候本社(姫路市阿保

呼び込みをすると、お客さんが集まらないんだそうです。

集客したければ、店頭に人はいらない?(RIC経営研究所)
某和菓子屋。大阪や神戸の繁華街にお店を構えることが多いのですが、いつも店員が店頭に立って呼び込みをしています。しかし、この呼び込みで立ち止まる人は、ほとんどいません。「立ち止まれば、売り込まれるのではないか?」という想像が働くのでしょうか。それとも、全く興味がないのかもしれません。いずれにせよ、店頭で店員がいくら一生懸命呼び込みをしても、効果はあまりないのです。その理由は、
店頭の店員に動きがないから
この話を聞いて、姫路の御座候って、まさにこの和菓子屋の正反対だと思いました。

御座候の「御座候」 納得できる焼きは1日数個(MSN産経ニュースwest)
リズミカルな手の動きを見ながら、ワクワクしながら焼きあがるのを待つ。作り手とお客さんが直接会話できる実演対面販売が生み出した五感で味わうお菓子だ。
御座候って、非常に微妙なお菓子だと思います。
焼きたてはパリッと仕上がることもありますが、ちょっと時間が経つとしなっとなります。
人によっては、オーブンで焼きなおしてから食べるとか。

姫路に住んでると、御座候はいつでも買えるので、「さぁ買いに行くどぉー」というほど大層なものでもない。
たまたま見かけて、それこそ、お店の人が一心腐乱に(?)焼いているのを見かけて、ちょっと買おうかなと思わせる、軽いノリ。

そう、あのリズミカルな手の動きが、このノリを誘発するんです。

参考
日本橋高島屋 B1 『創業60周年 御座候実演販売』 (接客対応ブログ)
回転焼き(今川焼き)のアンは、姫路製(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(2)食べ物