2013年09月17日

東洋ゴム工業が兵庫に集中投資

カローラ・アクシオ

最近の車は低燃費が売り。あの国民車も、ハイブリッド化で人気を吹き返しました。

トヨタ:カローラHVが受注好調 目標の8.8倍(毎日jp)
トヨタ自動車は12日、先月6日に発売した「カローラ」のハイブリッド車(HV)の受注が、今月9日までの約1カ月間で約2万2000台に達したと発表した。月間販売目標(2500台)の8.8倍
一方、低燃費技術の一翼を担うのがタイヤ。

バッテリーとモーターの搭載だけでなく、同時にさまざまな低燃費技術を駆使してこそのハイブリット車人気。

トヨタ カローラハイブリッドにTOYO J57 供給 東洋ゴム(レスポンス)
東洋ゴム工業は、トヨタ自動車が8月6日に発売した『カローラアクシオ』『カローラフィールダー』の新ハイブリッド車に、「TOYO J57」を新車装着用タイヤとして納入している。
(中略)
TOYO J57は、東洋ゴムの低燃費タイヤブランド「ナノエナジー」シリーズで培った低燃費技術によって、「カローラ」ハイブリッド車として求められる高い環境性能を実現している。
国内4位のタイヤメーカー東洋ゴムは、昨年東京本社の機能を大阪の本社に統合したのに続き、その本社を再来年に兵庫に移転します。

東洋ゴム、兵庫に集中 大阪の研究拠点跡を売却(神戸新聞NEXT)
東洋ゴム工業(大阪市)は9日、研究開発拠点を大阪府茨木市から川西市に今年12月に移転するのに伴い、茨木市の土地と建物を約43億円で長谷工コーポレーションに売却すると発表した。
東洋ゴムは現在大阪にある本社も、2015年に伊丹市のタイヤ技術センターの敷地内に移す計画で、兵庫に拠点を集める。
さらに今年、研究拠点も兵庫に移し、子会社は播磨稲美町にある兵庫工場の設備刷新を検討しています。

国内製造業、老朽化設備の更新に着手-東洋ゴム、子会社40年ぶり検討(日刊工業新聞)
東洋ゴム工業子会社のソフランウイズ(大阪市北区)は、国内の東西2拠点で設備投資を検討中。
(中略)
明石工場(兵庫県稲美町)では老朽設備刷新の検討に着手した。
本社機能、研究、生産の統合により、企業活動の迅速化という流れがあって、それだけまとめる場所があり、人も集めることができる便利なところはどこなのか?というところで、兵庫に優位性があるのかもしれません。

参考
研究から生産まで播磨に集約。リチウムイオン電池(372log@姫路) - 新製品立ち上げなどのメリットを発揮するため研究開発と生産の拠点を一体化させるには、ど田舎よりも、都会に比較的近くて、かつ敷地の自由度が高い場所が現実的。このあたりに播磨の存在意義がある気がします。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)企業