2013年08月28日

関西のエネルギーシフト。福井から姫路へ

 姫路第二発電所姫路市飾磨区

この秋、関西のエネルギーがパラダイムシフトします。

関西は日本の中のフランスと言ってもいいほど、電力を原子力に頼ってきました。
しかし、来月、大飯原発の2基が定期検査のため、稼動停止します。

関電大飯原発9月に稼働停止 定期検査、規制委に報告書 (日本経済新聞)
関西電力は1日、国内で唯一稼働中の大飯原子力発電所(福井県)の2基のうち3号機を9月2日に停止し定期検査に入るとした報告書を原子力規制委員会に出した。9月15日には同4号機も止める。これにより9月には昨年7月以来約1年2カ月ぶりに国内で稼働する原発がゼロになる。
(中略)
大飯原発は敷地内に活断層が存在する可能性が指摘されており、現時点で再稼働のメドは立っていない。
これに呼応するかのように、昨日、姫路で高効率火力発電所が営業運転を開始しました。

関西電力 姫路の高効率火力発電所、営業運転を開始(神戸新聞NEXT)
関西電力は27日、高効率の発電設備に更新した姫路第2火力発電所1号機(兵庫県姫路市、出力48万6500キロワット)の営業運転を開始した。
(中略)
関電は2015年6月までに、姫路第2火力発電所の全6基をコンバインドサイクル方式と呼ばれる設備に順次更新する。ガスタービン発電と蒸気タービン発電を組み合わせることで、エネルギー効率が従来の42%から60%に向上する。
原子力への高依存から急速に脱却すべく、関西も頑張ります。

参考
姫路第二、今後3年間の増加分で大飯1基を上回る(372log@姫路)
新型火力発電、試運転開始。関電の姫路依存激化(372log@姫路)
これまで以上に、近畿のエネルギー拠点になるかも(372log@姫路)
日本の中のフランス、関西。(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:41Comments(3)社会