2013年02月01日

後手後手の空港整備。福岡空港が混雑でピンチ

福岡空港

2本目滑走路の建設予定はあるものの、10年後だそうです。

福岡空港発着15万回超 24年過去最高 容量オーバー 滑走路増設課題に(MSN産経ニュース)
福岡空港では10年後をめどに2本目の滑走路を新設し、上限を18万3千回まで増やすことが決まっている。だが既に朝夕の発着ラッシュ時の遅延が常態化しており、滑走路整備の前倒しが喫緊の課題として浮上した。
(中略)
発着回数が増加した結果、福岡空港の混雑は深刻になっている。
混雑解消のため国土交通省は5~6年後の完成を目指し平成24年度、駐機場と滑走路を結ぶ国内線用誘導路の増設に着手した。ただ、誘導路の増設で、増える発着可能回数は4千回に過ぎない。
首都圏のみならず、こうした後手後手の対応が、日本や地域の足を引っ張るんでしょうね。

とりあえず、すでに国際便も飛んでいる佐賀空港北九州空港の積極活用が必要です。

かつて佐賀空港を無駄な公共事業のように言っていた人もいました。「福岡空港から比較的近いのに必要か?」とか。福岡からも近くて、マイカーでも容易にアクセスできる佐賀空港を今こそ最大限活かしたいところです。

参考
空港整備の遅れが産業発展の妨げに(372log@姫路) - 廃港するのはある意味いつでもできるのですが、とくに都心型の空港は、一度廃港にすれば、2度と造ることはできないと思ったほうがいい。関西には都心周辺に3つの空港があり、滑走路が余り気味だったからこそ、東京よりも早くLCCを誘致できました。東南アジアのような政策ミスを、関西でも起こさないよう、関係者に期待します。(ブログより)
はなわもびっくり!佐賀空港増便(372log@姫路) - 近隣に福岡空港を持ち苦戦が伝えられて来た有明佐賀空港ですが、搭乗率が向上し、増便されるようです。(ブログより)

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Posted by miki at 21:16Comments(6)航空