2013年01月12日

ジーンズが生まれた理由

デニム生地

先日のブログで書いた岡山クロスカンパニーですが、なんで岡山なのかという理由の1つに、岡山県がデニム(ジーンズ生地)の世界的産地だということがあります。

ところで、デニムって頑丈かもしれないけどごわごわしていて肌触りは良くありません。なんでこんな生地が生まれたのか。

播磨に東京大学が進出か(372log@姫路)
1848年、カリフォルニアで金鉱が発見されると世界中から一攫千金を夢見る移民が殺到しました。(ゴールドラッシュ
しかしその採掘作業は生易しいものではなく、着ている服はすぐにぼろぼろになりました。そこでリーバイ・ストラウスという人が、テントに使われている厚手の生地を転用し、丈夫で長持ちするジーンズを開発すると鉱夫達に評判となり、大儲け。これがジーンズ初のブランド・リーバイスの誕生に繋がりました。
先端技術は、必ずしも儲かるものではありません。そうではなくて、先端技術を支える周辺にこそ宝の山があるのです。ゴールドラッシュを夢見て採掘作業に勤しんだ人はほとんどが夢に終わりましたが、本当の宝の山はその周辺にあったのでした。
近い将来、日本海発のエネルギー革命が起きるかもしれません。
太平洋側の姫路は関係ないやと思ってしまうのは簡単ですが、「本当の宝の山は周辺にある」という見方もできます。

資源大国日本へ。姫路にメタンハイドレート火力発電所の可能性(372log@姫路)
(電力需要の多い)太平洋ベルト地帯から見て、日本海に比較的近い姫路に、メタンハイドレートの火力発電所ができる可能性がある。
本州の端っこの青森山口を除いて、太平洋側と日本海側に両方面している唯一の都道府県が兵庫県
太平洋ベルト地帯という電力需要の多い地域にありながら日本海に近い姫路のロケーションが光ります。

参考
日本が誇るデニムができるまで(All About) - 日本には、岡山県、広島県という世界に誇るデニムの産地が存在します。昔から藍染めのノウハウを持っていた地方の繊維産業が、その技術をデニムの製造に生かしてきたのです。日本国内で生産されたジーンズには世界からも厚い信頼が寄せられ、リーバイスやエドウインといったジーンズメーカーや世界中のデザイナーたちもデニムを手に入れるために訪れています。(記事より)
姫路から世界有数の革製品が生まれる理由(372log@姫路) - 倉敷市では、「国産ジーンズ発祥の地」を掲げて倉敷市長が地場産業をPRするため市議会にジーンズを着用して議場に登場しています。(記事より)
ペットボトルを再利用=米リーバイスのジーンズ-1月世界発売(時事ドットコム)
2013年、日本海のメタンハイドレートが花開く(372log@姫路)
エネルギー革命で日本が変わる!(行政調査新聞) - 今年、来年といった近未来ではないが、日本海メタンハイドレートは途轍もないエネルギー資源として、日本の有り様を激変させるだろう。夢のような話だが、日本がエネルギー輸出国になることすら十分考えられるのだ。世界に類例のない良質なメタンハイドレートが浅い海に露出しているのだから。(記事より)
姫路は、世界の大動脈へのアクセス拠点(372log@姫路) - 姫路は太平洋ベルト地帯に属していながら、日本海にずいぶん近い位置にいるなぁと思わされます。東京なんて、「裏」日本の最たる地の果てですね。(ブログより)

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Posted by miki at 11:44Comments(0)文化