2012年09月26日

トヨタの電気自動車。搭載リチウムイオン電池は播磨製

加西グリーンエナジーパーク(パナソニック)

トヨタが電気自動車を発表しました。

電費性能の世界記録を更新、トヨタが小型EVを発表(スマートジャパン)
トヨタ自動車は電気自動車(EV)の新製品「eQ(イーキュー)」を発表した(図1)。2012年12月以降に、日本と米国で自治体などに限定して販売を始める。
搭載されるリチウムイオン電池はパナソニックエナジー社のもので、播磨加西で生産されます。

パナソニック、EV電池も供給 トヨタ向け3車種目(日本経済新聞)
パナソニックは24日、トヨタ自動車の電気自動車(EV)「eQ」にリチウムイオン電池を供給すると発表した。トヨタへのリチウムイオン電池の供給はハイブリッド車(HV)「プリウスα」、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」に続き3車種目。加西工場(兵庫県加西市)で生産する。
パナソニック加西工場は、もともと三洋電機の加西事業所でしたが、姫路のパネル工場と並んでパナソニック起死回生の頼みの綱になっています。

TV用パネル、車載電池が回復の鍵 パナソニック(神戸新聞)
収益改善の最大の柱に据えるのが姫路工場(姫路市)で進める液晶パネルの「非テレビ向け」の展開だ。すでに医療用など世界企業から複数の採用決定を受けていることに触れ、「パネルなどテレビ関連事業の高付加価値化ができる」とした。
また、三洋電機加西事業所だった加西工場(加西市)を主力拠点とする車載電池事業にも期待を掛ける。世界の主要自動車メーカー5社から計10車種以上で採用されるなど、12年度の販売見通しは金額ベースで前年度比の「5倍超」を見込む。
パナソニックのパネル事業と車載事業は二本柱。チャイナリスクのない播磨で、じっくりと回復を目指して欲しいと思います。

参考
研究から生産まで播磨に集約。リチウムイオン電池(372log@姫路)
低炭素社会の実現に向けた壮大な実験場(372log@姫路)
10月から本社を姫路に。「パナソニック液晶ディスプレイ」(372log@姫路)
播磨化するパナソニック。液晶に続き三洋電池工場も完成(372log@姫路)
播磨でプラグインハイブリッドの実証実験(372log@姫路)
ディーゼルハイブリッドにも電池を供給。播磨から(372log@姫路)
世界中が電気自動車に向かう。世界が播磨に向かう(372log@姫路)
トヨタが播磨製リチウムイオン電池を採用(372log@姫路)
三洋、加西に第2,第3工場も。車載用電池シェア3~4割へ(372log@姫路)
ハイブリッド車用電池の新工場。播磨に建設を正式発表(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:43Comments(0)クルマ