2012年07月01日

廃棄物が一転、肌がしっとりする化粧品へ

しらさぎ化粧品姫路市飾東町

最近、姫路に「美人が増えたなぁ」と思っていたら、こういうことだったのですね。

馬油の効能とその理由(馬油と梅雲丹の研究)
馬油の第一の効能は・・・、人体の皮膚の、完全殺菌にも等しい≪完全捕菌≫をすることです。
(中略)
馬油が人間の皮膚から体内に吸収されても、何ら障害を起すこともなく、そのまま人体に親和して、血行促進の効能のみが発生します。
(中略)
馬油は炎症修復だけではなく、美顔、美肌用に多用され、夫婦和合用にも隠れた愛用者が多いのですが、いずれも除菌と血行促進との二つの性能が、効力を発揮している訳です。
馬油(ばあゆ、うまゆ)は、馬のたてがみの皮下にある油脂から精製します。馬革製造で全国9割の生産を誇る姫路では、これまでこの油脂を捨てていました。

馬油クリーム肌しっとり(読売新聞)
不飽和脂肪酸が豊富な馬油は肌をしっとりとさせる効果があるといい、肌へのなじみも良いとされるが、皮革製造の現場では廃棄物として扱われてきた。羽山さんは薬品製造のノウハウを生かして、馬油を原料にしたクリームとせっけんの開発を思い立った。
姫路の化粧品製造販売メーカー・しらさぎ化粧品は、馬油を使った「姫路しらさぎクリーム」「姫路しらさぎセッケン」「植物性肌オイルHH」を販売しています。

手作り製法なので、全国に大量に出回っているわけではありませんが、山陽百貨店などの地元の化粧品店の一部やネットでも入手可能のようです。

女性を綺麗にする宝物のようなものをこれまで捨てていたなんて、なんて贅沢な話でしょう。
姫路にはまだまだ、眠っているものや捨てられているものがたくさんありそうに思えてきます。

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Posted by miki at 00:00Comments(2)科学