2012年06月04日

成田-東京駅間、「運賃は1000円を切ってほしい」

京成バス

成田が国内便にも「使える」空港になれるかが問われています。

エアアジア、成田―新千歳4580円=ジェットスターも対抗値下げ(ヲール・ストリ-ト・ジャーナル 日本版)
全日本空輸の子会社である格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは30日、8月1日から就航する成田発着の国内線の運賃を発表した。成田―新千歳線は片道最低運賃(支払手数料150円は別途)が4580円、福岡線は5180円。8月3日就航の那覇線は6680円。これに対抗し、7月に就航する成田拠点のLCC、ジェットスター・ジャパンは30日夕、この3路線の運賃を100〜500円引き下げると急きょ発表。新運賃はエアアジアを下回り、早くも価格競争が始まった格好だ。
国内線は4000~6000円の戦いということになっています。
とすれば、当然空港までのアクセスが3000円というわけにはいきません。

エアアジア・ジャパン:着陸料など減免を求め「空港は変化か、死か」 LCC首脳陣が成田の現状批判 /千葉(毎日jp)
成田と結ぶ格安バスの運行について京成バス(東京都)と交渉中だと明らかにした。他社のバス路線は成田から東京駅まで大人3000円、羽田空港まで同3600円するが、「運賃は1000円を切ってほしい」と要望している。
現行3000円の東京駅までのバス料金に対して、1000円を切って欲しいと言っているみたいです。

成田に今もっとも求められているのが低廉なアクセス料金。東京の人はお金のことをあまり露骨に口にせず、「成田は遠い」と婉曲表現しますが、潜在欲求はかなり高いのではないでしょうか。

関空アクセスにも言えることですが、何が一番大事なのか、潜在ニーズを見極める必要があると思います。

参考
関空特急「はるか」の現実に学べ。机上の関空リニア論(372log@姫路)
「平成23年度 関空高速アクセスに関する検討調査」の調査結果(国土交通省)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります  

Posted by miki at 00:00Comments(0)バス