2012年03月07日

医薬品市場、一気に拡大か。播磨の「サクラ」が本格稼動

SACLA播磨科学公園都市

世界中から播磨めがけて研究者が集まりました。

産業界照らす「夢の光」 理研「サクラ」7日始動、創薬・素材開発に道(サンケイビズ)
今月から公募で選ばれた25テーマの研究が開始され、東芝東大大阪大慶大のほか、海外では米UCLA、中国、韓国などの研究機関がそれぞれ先端研究に取り組む。
(中略)
新薬開発には平均で400億~500億円もの巨額のコストがかかるうえ、市場に出すまでは約10年を要する。しかも臨床試験の段階では開発中止になるケースも多い。サクラで膜タンパク質の構造が特定できれば、それに合った薬剤を絞り込んで開発することができ、開発期間の大幅な短縮とコスト削減が見込める。「サクラの活用で医薬品市場が一気に広がる可能性もある」(アナリスト)ともいわれている。
白衣を着た給料の高そうな人がよってたかって10年かけても開発中止になることがある。そんなバクチは一刻も早く卒業しよう!
高齢化社会で医療費増大は、日本を始め中国、韓国など世界中の問題になりつつあります。

参考
2012年は夢と希望に満ち溢れた年になりそう(372log@姫路)
播磨科学公園都市など、関西が国際戦略総合特区に(372log@姫路)
スプリングエイトに「さくら」咲く(372log@姫路)
SPring-8は地球を救えるか?(372log@姫路) - 莫大な費用がかかると、それを回収するために薬の値段は高くなってしまいます。その結果、世界中には薬が買えないために死んでしまう人がたくさんいます。また、高齢化社会になって医療費が肥大化し、国家が立ち行かなくなる恐れもあります。(ブログより)
中国の高齢化社会、6つの特徴(人民網) - 中国は1億人以上の高齢者人口を抱える世界唯一の国となった。(記事より)
急速に進む韓国の高齢化(商業施設新聞) - 50年には経済協力開発機構(OECD)に加盟する国のうち韓国は65歳以上の割合が断トツとなる「高齢化した国家」になる見込みだ。(記事より)
  

Posted by miki at 00:53Comments(0)科学