2012年02月20日

災害リスクも一因、播磨の生産能力を増強するアイカ工業


東海・東南海・南海の三つの地震が発生した場合の想定震源域と想定震度分布図
防災システム研究所HPより)


東証一部上場のアイカ工業(本社:愛知県清須市)は、メラミン化粧板の国内生産能力を増強するため、播磨の工場に新ラインを増設します。

アイカ工業、メラミン化粧板の国内生産能力を増強(日本経済新聞)
国内に2拠点あるうち兵庫県の工場に新ラインを導入し2013年から稼働する。需要増に加え、震災など災害リスクを見据えて国内拠点の位置付けを再編する。
(中略)
加西市の工場で約10億円を投じ生産能力を引き上げる。メラミン化粧板の製造工程でも重要な紙を乾燥するライン、圧延するプレスなどを設置し、13年1月からの稼働を目指す。
(中略)
東海・東南海・南海の3連動地震などに備え、老朽化した本社工場の役割の一部を移管する考え。
東海・東南海・南海の3連動地震を考えた場合でも、播磨内陸部であれば愛知県との同時被災は免れるという読みなのでしょうか?

首都直下型も大変ですが、東海・東南海・南海の3連動地震も範囲が広いだけに対策が大変ですね。

参考
データセンター・研究機能を播磨科学公園都市に分散しよう(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)企業