2011年10月18日

足腰腕が弱ってしまった姫路が「歩くまち」に?

JR姫路駅から徒歩10分のイオンタウン姫路姫路市延末

これまで姫路人ほど歩かない人たちはいないし、クルマにもやさしいまちだと思っていましたが、いやいやそうではない、そうあるべきではないという人がいます。

姫路は歩くまち(姫路市長の日々想)
姫路は城下町の宿命を抱えていまして、貫通する道路が非常に少なく、多くの道路が至る所で行き止まりになっていたり、がんこう(雁行)しています。車には大変走りにくいまちです。
(中略)
車を多用しない「安全で・環境にやさしく・住み良く・健康的なまち」を目指したいと考えています。町の中の魅力的な商店や美しい花壇や色々な飾りも、歩いてこそ気が付き楽しめるのです。車で走りすぎてしまえば、目的地への道中は単なる通過の場所にすぎません。道中はほとんど楽しまれることはないのです。姫路はよそのまちと比べて、平坦で歩き易いまちです。まちに水と緑を豊かにし、市民の皆さんが家の玄関や窓を花で飾り、歩くことが快適で楽しいまちにしたいものです。
海と山に挟まれた坂のまち・神戸ほど歩くのがつらいところはありません。
しかし、神戸はマイカーにも厳しいまち(渋滞と有料の自動車専用道&駐車場)なので、姫路に比べても歩いている人は多いのではないでしょうか。

神戸に比べれば、姫路はマイカーにもやさしいが、歩くにもやさしいまちというのはその通り。

高齢者を中心に多くのかたがウォーキングをされていますが、若い人ももう少し歩く癖をつければどうかと思います。問題は、歩いてスーパーに行っても腕の力が弱いので、(マイ)カートでもないと買ったものを自宅まで持って帰る事ができないことでしょう。通勤の電車やバスの吊革で、毎朝腕を鍛えている人たちにはかないません。

「地方にしては歩くまち」なら可能かもしれませんが、首都圏や阪神間からみても「歩くまち」になろうなんてのは、なかなか難しい気がします。

参考
斜面都市の憂鬱(372log@姫路)
地方の商店街に人通りがなくなった本当の理由(372log@姫路) - 郊外店には必ず無料の駐車場が併設されていて、車を停めてから店内をうろうろして精算し、車に戻るまで、延べ50メートルも歩きません。その結果、50メートルまでしか歩かない人たちを大量に輩出しました。鉄道社会の首都圏や阪神間では考えられないことです。地方では通勤もマイカーです。ドアツードアですから、ほとんど歩きません。(ブログより)

B-1グランプリ in 姫路 まで、あと25日
  

Posted by miki at 01:19Comments(2)交通