2011年10月04日

製鉄ダストリサイクルプラントが営業開始

製鉄ダストリサイクルプラント(新日鐵・神鋼発表資料より)

新日鐵神鋼の合弁企業、日鉄神鋼メタルリファイン(姫路市広畑区)が、製鉄ダストリサイクルプラントの営業運転を開始しました。

製鉄ダストリサイクル合弁プラントが営業運転を開始(新日本製鐵・神戸製鋼所)
本事業は、鉄鋼製造の過程で副産物として発生する製鉄ダストを再資源化することにより、競争力ある鉄源を安定的に生産する事業です。新興国を中心とした鉄鋼需要の増大により、資源価格が高騰する中、世界的にみても、本事業はこうした資源問題に対して極めて有効な施策となります。
リサイクルされた還元鉄は、新日鐵と神鋼のほか、山陽特殊製鋼姫路市飾磨区)にも供給されるそうです。

参考
製鉄原料の再処理で共同事業 新日鉄と神鋼(MSN産経ニュース) - 総投資額は約100億円。微粉を処理する能力は年約22万トンで、約10万トンの鉄鋼製品に相当する鉄分を回収することができるという。(記事より)
リサイクル先進地・姫路に集結。製鉄副産物から原料を再生(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)企業