2011年08月19日

10月から燃油サーチャージ値下げ



日本航空は2年ぶり、全日空は1年ぶりに、それぞれ燃油サーチャージを引き下げるそうです。

日航、全日空が燃油サーチャージ値下げ 10月から500~4000円(SankeiBiz)
日本発の燃油サーチャージ(片道)は韓国が500円下落の2500円、北米(ハワイは除く)や欧州などが4000円下がって2万5000円など。両社は航空燃油市況に応じて、燃油サーチャージを2カ月おきに見直している。
円高だし、燃油サーチャージも下がるしで、出国コストは下がってきましたが、空港までのアクセスという大きな壁があります。

閑想閑話:夏休みを家族とサイパンで過ごしてきた… /島根(毎日jp)
松江からだとそうはいかない。関空までが遠い。高速バスを乗り継いで計5時間半かかった。新幹線を使えば少し早くなるが、それでも4時間半はかかる。
お隣韓国でも・・

「外国より遠い」仁川国際空港(上)(朝鮮日報)
光州からKTXや直行バスを利用して、仁川空港までにかかる時間はおよそ5時間。飛行機の搭乗時刻に間に合わせるためには、7時間から8時間前には光州を出発しなければならない。飛行機の出発時刻が午前中の場合には、前日に出ることもある。キムさんは「飛行機に乗っている時間よりも、光州から仁川空港まで移動する方が時間がかかる。外国よりも仁川の方が遠く感じることもある」などと述べた。
朝鮮日報の記事では、ヨーロッパの例を出し、高速鉄道が安い値段で張り巡らされていて、空港に直結しているとしています。

日本はせっかくの新幹線網が空港に直結せず、値段も高めなのが残念です。今後、国際間運賃が下がれば下がるほど、この手の不満が増えると思います。

参考
「外国より遠い」仁川国際空港(下)(朝鮮日報) - 欧州では高速鉄道が主要な国際空港や全国各地をクモの巣のように連結しており、韓国のような不便さはない。自国民だけでなく、周辺国からでも高速鉄道に乗れば、1時間から3時間以内で大型の国際空港にたどり着くことができる。料金は40ユーロ(約4370円)から60ユーロ(約6540)で、現地の物価水準からすれば比較的安い。一部の駅では搭乗手続きまで行っているところもあり、時間も節約できる。(記事より)
空港アクセスを見る視点(372log@姫路) - 日本の空港と高速鉄道の連携は、決して良くありません。
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)航空