2011年07月25日

繰り返される鉄道事故

阪急六甲駅(構内)列車衝突事故(YouTube)

6年前、福知山線で大事故がありましたが、今度は中国です。

居眠り?ATC切る? 中国鉄道事故、人災疑う声(asahi.com)
最大の謎は、ATC(自動列車制御装置)がなぜ作動しなかったのか。前方列車との間隔などの異常を察知し、自動的に車両を減速、停止させる仕組みだ。
(中略)
日本では、ATCが故障すれば一帯の列車はすべて止まる。日本政府の高官からは「ATCを切って手動で走っていたのではないか」との見方すら出る。
どんなに優れたシステムがあっても、切ってしまえば無力です。

27年前、神戸市阪急六甲駅で発生した事故は、当時乗り入れていた山陽電車の運転士がATS(自動列車停止装置)を解除して、赤信号にも関わらず発車させたことが原因でした。

今度の中国の鉄道事故は、システムに欠陥があったのか、それとも運用に原因があるのか。単に、技術が先進的とかそういうことだけの問題ではない気がします。

参考
中国鉄道省「技術に自信。先進的だ」 事故受け会見(asahi.com)
阪急神戸線六甲駅列車衝突事故(Wiki)
  

Posted by miki at 22:25Comments(2)鉄道