2011年05月31日

世界最高の発電効率。播磨製ガスタービンを世界へ

三菱重工高砂製作所播磨高砂市

播磨製ガスタービンが発電効率を高めます。

世界最高効率のJ形ガスタービン
実証運転で世界最高のタービン入口温度1,600℃を達成
(三菱重工ニュース)
三菱重工業の最新鋭 J形ガスタービンが、世界最高のタービン入口温度1,600℃を達成した。高砂製作所(兵庫県高砂市)内の実証設備複合サイクル発電所で2月初旬から行われていた実証運転で達成したもので、これにより、J形ガスタ-ビン検証の最終確認を完了した。同機種は関西電力株式会社 姫路第二発電所向けに6基を納入する予定。
(中略)
当社はガスタービンの開発設計から製造、実証までを一貫して高砂製作所内で手掛けている。
(中略)
当社のガスタービンは国内外に多数納入され、技術・実績両面で広く市場の信用を獲得しているが、今回の実証完了により、“高砂から世界に発信する”新世代ガスタービンとしてJ形ガスタービンの商談を加速していく。
このガスタービンを使うと火力発電のCO2を50%削減できるとか。

三菱重工業、発電所向けガスタービンが入口温度で世界最高を達成し効率を向上(ECO JAPAN)
このタービンをガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電に使うと、従来型の石油だき火力発電と比べ、CO2排出量を50%削減できる。
自然エネルギーか原子力かという二者択一ではなく、エネルギーの多様化、ベストミックスの重要性を感じます。
火力発電も大いに有力。

参考
これまで以上に、近畿のエネルギー拠点になるかも(372log@姫路)
国内最高の省エネ火力発電へ。姫路第二発電所(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)企業