2011年04月23日

空港も足りないが、パイロットはもっと足りない

神戸空港

たまにパイロット不足の話題を書いています。

パイロット不足で航空機欠便(372log@姫路)
主要各国パイロットの対人口比率を見ると、日本は恐ろしく低い。日本はいったい何やってるのか。しかも、現実にパイロット不足で欠航するというありさま。
兵庫県に養成所をつくったらいいんじゃないかとかも。

近大姫路大学の次なる一手(372log@姫路)
パイロット養成と言えば、飛行制限を受けずにいつでも自由に訓練出来る数少ない訓練基地であるコウノトリ但馬空港を持つ豊岡市に学園を展開する近畿大学弘徳学園(=近大姫路大学の設置者)の出番でしょう、と思ってしまいます。
そんなことを言っていたら、関東の大学のほうが動きが速く、わざわざ兵庫県に養成所をつくるという記事が入ってきました。

法政大、神戸空港にパイロット養成拠点開設へ(神戸新聞)
開設するのは「法政大学飛行訓練センター」。訓練用の双発プロペラ機2機を備えるほか、ターミナルビル1階の空きスペースを教室として利用、操縦を模擬体験できるフライトシミュレーターも設置する。
 「他空港に比べ離着陸の混雑が少なく、駐機場が確保しやすかった」(法政大)といい、既に神戸市内に学生寮を確保している。
関西も空港は貧弱ですが、関東に比べればまだまし。関東の大学でもわざわざ関西に訓練の地を求めてやってくる。関西の大学はチャンスをどんどんとられていますね。

参考
落語的飛行のすすめ(372log@姫路) - 桂文珍さんの話題。関東の空港が貧弱という話も。
  

Posted by miki at 07:45Comments(0)航空