2010年11月19日

姫路を拠点に世界一を目指すパナソニック

パナソニック液晶ディスプレイ姫路市飾磨区

関西では電機メーカーが牽引し、リーマンショック以前の水準近くまで企業の業績が回復しています。

関西企業の4~9月期、経常益7割増 製造業2.5倍でけん引(日本経済新聞)
関西上場企業の2010年4~9月期(上期)の連結経常利益は前年同期比69.8%増の2兆1077億円となり、リーマン・ショック前の水準の9割超まで回復した。関西で比率の高い電機が黒字化するなど製造業が2.5倍とけん引。
今後、さらに薄型テレビに必要な液晶パネルを新興国はじめ世界中に供給するメーカーがパナソニックであり、その拠点は姫路です。

解説:液晶パネル生産競争に食い込むパナソニックの世界戦略(cnet Japan)
薄型テレビにおいて、グローバルでの成功を目指すパナソニックにとって、プラズマディスプレイパネルを生産する尼崎工場と並んで、姫路工場はまさに戦略的拠点となる。
パナソニック社長の大坪文雄氏は、「姫路工場を大きな力の源泉として、グローバル市場に打って出る。攻めの経営を続けていきたいと強く決意している」と語る。
(中略)
姫路工場で生産された液晶パネルは、日本では茂原工場でモジュール生産およびテレビとしてのセット生産が行われる。また、海外向けにはチェコとマレーシアのモジュール生産拠点に輸送されてモジュール化。そこから、米国、メキシコ、ブラジル、中国、台湾、ベトナム、タイ、インドのセット工場で液晶テレビに組み立てられる。
姫路市や兵庫県だけでなく、日本をあげてパナソニックのグローバル戦略を応援していきたいところです。もちろんシャープソニーなどにもがんばって欲しいですがね。

参考
パナソニック、23年度から中小型液晶を自社生産(SankeiBiz) - 23年2月に姫路工場(兵庫県姫路市)の生産能力を月産40・5万台(32型換算)から同81万台に倍増する計画で、これに合わせ中小型液晶パネルの自社生産に乗り出す。中型サイズの液晶テレビは2台目需要などで販売が伸びていることに対応する。(記事より)
姫路市のテレビはみんなパナソニック(372log@姫路)
10月から本社を姫路に。「パナソニック液晶ディスプレイ」(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)企業