2010年03月21日

北京動物園・パンダ館は別料金

北京動物園

3年前に北京動物園に行き、入場料を払って中に入ると、「パンダはこっち」みたいな看板がありました。
「北京動物園といえば、パンダでしょ」と思い、歩いていくと、小屋の中におばちゃんがいます。

入場券を見せると、血相を変えて必死で「○※~*・・」と何やら喋っています。
中国語なので何を言ってるのかよくわかりませんでしたが、「そうか、もしかしてパンダを見るのはさらにお金がかかるんだ」と思い、お金を支払いました。
パンダ館は別料金だったのですね。

北京動物園のパンダ事情(北京動物園のパンダ事情)
門の向かって右手にチケット売り場がありました。
「ニーハオ」と言ってに20元出すと、チケットと5元のおつりをくれました。
ガイド本等には「パンダ館は別料金」と書かれていますが、チケットを確認したところ、パンダ館にも入れるチケットでした。
ほとんどの人がパンダ館込みで購入するのか、気を利かして?くれたようです。
パンダを見たい人は、一応確認が必要です。
言葉もわからないような海外から来る人にとって、北京動物園まで来てパンダを観ないような人は少ないと思います。

料金が高くなるというのは置いといても、知らずに入っていざ観ようと思ったらまたお金がかかるというほうが不満は高まる気がします。お金の高い安いだけではありません。

姫路城大修理見学室 有料に…来春オープン(YOMIURI ONLINE)
世界遺産・姫路城(姫路市)の「平成の大修理」で、姫路市は工事用建屋内に設け、職人の補修作業を見学できる特別室の有料化を決めた。
姫路城も同様で、お金が高い安いということもありますが、言葉もよくわからないような遠方から来る人のためには、あまり細々とした料金制度にしないこともポイントです。

別料金という制度を、姫路城にお金を払ったあとに知るなんてのもよくありません。
言葉の違いから、微妙なニュアンスや、十分な情報が伝わらない可能性は大いにあります。

パンダを観る観ないというのなら、まだ解りやすいのですが、「特別室」に入るのと入らないので何が違うかを、言葉も良く理解できない外国人に如何にわかりやすく説明するかが重要な気がします。

参考
平成の大修理で、観光客を増やす(372log@姫路) - 現在、天守閣に登るには急で狭い階段を歩いて登るしかありません。足の不自由な方やお年寄りは、天守閣に登ることができませんでした。ところが、修理期間中に限ると、天守閣と同じかそれ以上の高さの展望室までエレベーターで昇ることができるようになります。これは、人によってはむしろ、千載一隅のチャンスになります。(ブログより) ← 1年ちょっと前のブログ。
  

Posted by miki at 00:00Comments(2)観光