2009年10月31日

パナ、薄型テレビ販売目標2倍。姫路で年間2000万台

パナソニック・ビエラ

パナソニックが2012年度に今年度目標の2倍にあたる3000万台のテレビを販売する目標を掲げています。

パナソニック、薄型テレビ販売目標を2倍に 12年度、3000万台(NIKKEI NET)
2012年度の薄型テレビ販売目標を、今年度目標の2倍にあたる3000万台にすると発表した。内訳はプラズマテレビが1000万台、液晶テレビが2000万台。
パナソニック、2012年度に3,000万台の薄型テレビ生産目指す(AV Watch)
パナソニックでは、既存のプラズマパネル工場に加えて、2010年度に予定しているプラズマパネルP5尼崎工場の稼動により、年間1,000万台のプラズマテレビを生産。同じく2010年度の稼動を予定しているIPSアルファ姫路工場の稼動によって年間2,000万台の液晶テレビの生産が可能になるとしており、先行する韓国サムスンを追随する。
3000万台のうち液晶の2000万台は姫路工場で生産される模様。(参考

投資規模は尼崎第5工場と姫路で、累積4450億円とのこと。深い深い海を埋め立てた空港島の造成含めた神戸空港の総工費が3000億円というから、ともかくすごいわけです。(何と比較してんねん)

既に姫路工場は建物ができているようで、来年7月稼動後は、せっせとテレビつくらないと、この巨額な投資を回収できません。
もし回収できなければ株主に逃げられたり経営責任に問われるけれど、神戸市は空港島の土地がほとんど売れなくても市長は再選された上、返済を20年も先送りしたあげく、金利の増加分も「わからない」で済まされます。神戸市の経営はずいぶん楽チンですね。

参考
神戸空港の借金返済20年先送り 造成地4%しか売れず(asahi.com) - 神戸空港を運営する神戸市は、来年度に返済期限がくる空港島造成の借金395億円の償還が困難になったとして、新たに市債を発行し、返済を最長で20年先送りする方針を固めた。神戸空港は造成工事などで生じた多額の借金を造成地を売却して返す計画だったが、ほとんど売れず、資金調達のめどが立たなくなった。(記事より)

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Posted by miki at 07:47Comments(0)企業