2009年07月19日

播磨臨海地域道路推進。課題は5600億円の建設費

姫路バイパス

昨年のブログ岡山空港の本体事業費は381億円だったと書きました。通常は周辺整備事業と合わせて「総事業費」という表現が多いようです。
このたび静岡空港が開港し、こちらは、総事業費1900億円。周辺の道路整備なども入っているのでしょうね。

静岡空港が開港 総事業費1900億円、遅れ3カ月(asahi.com)

人工島の造成や連絡橋を含めた神戸空港でも建設費は3140億円。

さて播磨では、静岡空港の3倍、神戸空港の2倍近くの巨額予算を使って、道路を引こうという計画が進んでいます。

播磨臨海道路ルート 9月にも有識者委設置へ(神戸新聞)
事業化に向けた最大の課題は、5600億円とされる建設費縮減。しかし、同道路と同様、瀬戸内沿いを東西に走る国道2号バイパス(明石市-たつの市)の交通量は1日13万台を超し渋滞が慢性化。県や地元市町、商工会議所などはこうした道路事情に加え、播磨臨海部には東京23区を超える約6兆円の製造品出荷額があるなどと訴え、早期建設を国に働き掛けている。
確かに道路は1本でも多いほうがいいですが、中国自動車道山陽自動車道を使ってもいいような車が無料だからという理由で姫路・加古川バイパスに流れ込んでいるということはないのでしょうか。

もしそうであれば、中国自動車道や山陽自動車道を無料にして、姫路・加古川バイパスを100円でもいいから通行料をとればいいのでは?

5600億円をかける覚悟があれば、いとも簡単に実現する気がします。

P.S.
私なら予算を3分の1にして播磨空港つくります。だって、「東京23区を超える約6兆円の製造品出荷額がある」のですから。

参考
中国・山陽自動車道を活用しよう(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(5)クルマ