2009年04月21日

フランス人は文化財がお好き

随願寺姫路市白国

増位山の随願寺が国の重要文化財に指定されることになりました。

姫路の随願寺 国重文指定へ(asahi.com)
姫路市白国にある密教系寺院「随願寺(ずい・がん・じ)」の本堂、経堂、開山堂、鐘楼、唐門の1件5棟が国の重要文化財に指定されることになった。
(中略)
本堂は、17世紀に建築が相次いだ密教系寺院の中でも完成度が高く、県内では最大規模。仏像などを安置している禅宗様の厨子(ず・し)には、金泥が塗られ、仙人像や羅漢像などのこまやかな彫刻が施されている。
毎年2月には鬼追式が行われています。

重要な文化財の宝庫・姫路ですが、その文化度は海外にも知れ渡り、このたび発行されたミシュランの日本観光版でも姫路城が三ツ星に選ばれています。

ミシュラン日本観光版の中身とは?(NEWSゆう+)
ガイドブックにある三つ星の定義とは、「フランス人がわざわざ行く価値のある場所」。
(中略)
兵庫からは世界遺産でもある国宝・姫路城が三つ星を獲得しています。
(中略)
ミシュランの編集者によると、大阪は「楽しい」「食べ物がおいしい」と評価される一方で、「文化財が少ない。仏人は文化財に関心が高い」ということだそうです。
ヨーロッパ人には高野山の人気が高いので、姫路の書写山円教寺も(外国人観光客を見かけますが)もっと人気が出てもよさそうに思います。高野山は、
「イギリスにはない、今までに見たことがないわ!非日常的だし」
「このお寺はとっても印象深いわ!自然に囲まれているんだもの」
「ウツクシイ!きれい!」
のだそうです。

参考
息災と豊作祈り「鬼追式」 姫路・増位山随願寺(神戸新聞)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります
  

Posted by miki at 01:06Comments(2)観光