2008年06月26日

雑誌の表紙でタバコが買える?



来週から関東圏でも未成年が自動販売機でたばこを買えなくなりますが、中には買えてしまう販売機もあるみたいです。
顔を見て判断。こどもチェック販売機で、どんどん増えていると紹介した、顔認証たばこ自販機ですが、雑誌の表紙の写真を見せればタバコが買えてしまうとのこと。

顔認証型たばこ自販機 新聞や雑誌などの写真でたばこを購入できることが判明(FNNニュース)
この顔認証型たばこ自動販売機は、「スーパーニュース」の安藤優子キャスターが表紙の雑誌でも認証されるなど、新聞、雑誌の掲載写真でたばこを購入することができ、「未成年の購入を防ぐ」という本来の目的を果たせていない状況となっている。
免許証を偽造して購入したら文書偽造罪になるかもしれないけど、手持ちの雑誌を自販機に向けるのは、詐欺罪?
しかし、雑誌の表紙の写真を人間と見間違えるというのでは、使い物になりませんね。記事によると写真を受け付けない成人判定ソフトは開発済みなので入れ替えるとのことですが、なぜ最初から写真を受け付けないソフトを入れておかなかったのか不思議です。
というか、写真と本物をソフトで区別できる技術って、結構すごいような気がするのですが、そうでもないのでしょうか。

ソフトが入れ替えになった自販機の前で、いろんな雑誌や新聞を見せて試してみたい気もするのですが、詐欺罪になったらいやなので止めとこうか。でも成人がやる分にはOK?
弁護士の見解も真っ二つに分かれそうな気が・・

いずれにせよ、未成年者はたばこを買ったり吸ったりしないように!これが結論。
ちなみにおじさんは、これまでたばこを吸ったことないけど、本当に良かったと思うぞ。

参考
雑誌の写真で買える…顔認証自販機に抜け穴(SANSPO.COM) - 雑誌の50代ぐらいのオヤジの写真をかざす。2~3秒静止したままボタンを押すと、内蔵カメラが反応し音声とともに購入OKの表示が。自分の顔を使わず雑誌だけで簡単にたばこが買えてしまった。(中略)市内の別の顔認証型で試したが、結果は同じ。「大阪はノリがええのか」と勘ぐり、おしゃれな街・神戸まで向かったが、やはり購入できた。三十路過ぎの女性タレントの顔写真で試してもOKだった。(記事より)
成人かどうかを顔認証で判断するタバコ自販機に、「雑誌の写真」でも買えてしまう抜け穴(tippy-clonal) - 馬鹿過ぎるwww どう考えても、わざと抜け穴を残しておいたとしk(ry(ブログより)
写真で顔認証されるという。。。(自動販売機と地域経済) - テレビニュースでは、まず須田キャスターの大写しの写真で実験し認証に成功。その後安藤キャスターが表紙となった5月22日号の「婦人公論」で実験し認証に成功した後、新聞の白黒写真で試すなどやりたい放題なのでありました。これは、どうも信頼できる機械とは言えないのだな。(ブログより)
山梨、タスポなしでOK顔認証自販機7月から稼働(MSN産経ニュース) - 昨年11月から販売を開始し、現在までに全国で約4000台が設置されている。(記事より)← ソフト入れ替えるのも大変そう。それともウィンドウズアップデートみたいなのでいけるのか?
低調タスポ「対抗馬」登場(YOMIURI ONLINE) - 財務省によると、7月からの成人確認義務化を前に、「成人識別装置」として認めているのは、タスポと運転免許証方式の2種類で、「顔認証」方式については検討中という。同省は「すでに導入されている顔認証自販機については7月以降に実態調査を行い、確実に識別できない場合は是正を求めていく」としている。同社は「継続的に自販機を改良し、精度を上げていく」という。(記事より)← 免許証の読取装置もついているようなので、いざとなったら顔認証機能を使わずに免許証読み取りタイプとして販売できるのかもしれません。

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Posted by miki at 00:00Comments(2)IT