2008年06月24日

訪日外国人・倍増計画。姫路城へのアクセス強化を

京都-関西空港を直結する、JR特急はるか

国の政策の中でも珍しく順調に行っている訪日外国人増加計画ですが、さらなる倍増計画が掲げられるようです。現在835万人の訪日外国人数を、12年後に2000万人にするという挑戦的な計画です。まるで池田内閣所得倍増計画のような景気のいい話です。

訪日外国人、2020年に2000万人 観光立国戦略会議が目標(日経ネット)
政府は20日午前、観光立国推進戦略会議(座長、牛尾治朗ウシオ電機会長)を開き、10月の観光庁発足に合わせ、訪日外国人数を2020年に2000万人まで増やす中期目標を掲げることを決めた。
(中略)
07年の訪日外国人数は835万人で、中期目標はこれを10年余りで約2.4倍にする意欲的なもの。作業部会では外国人観光客が訪れやすい観光地をどう育てるかがテーマになる。
いよいよ、世界遺産姫路城へのアクセス改善を、国家プロジェクトとして真剣に取り組むということかな?
関西空港-姫路間のアクセス強化と並んで、関西空港の2期滑走路実現まで禁句だった神戸空港国際化も、早急に実現すべきです。

神戸空港「国際化」、財界は禁句? 関空への悪影響懸念(asahi.com)
神戸の企業の間には、神戸空港の国際化への第一歩として国際チャーター便を求める声は根強い。神戸商工会議所水越浩士会頭は最近、朝日新聞の取材に「当面は国交省の決めた役割分担があるが、いつまでも駄目だとは思わない」と話した。
ただ、大阪、京都財界の反発をおそれて、神戸財界として国際化を声を大にしては言いにくい状況だ。
兵庫県内の経営者ら約400人でつくる神戸経済同友会は13日、神戸空港の活用策をまとめた緊急アピールを発表した。が、国際線の乗り入れを求める文言はなし。同会代表幹事の宮本岩男・神鋼物流社長はこの発表の会見で「関空の2期工事の足を引っ張ることはできない」と残念そうに語った。
山梨佐賀福井徳島高知島根鳥取の7県合計を超える560万もの人口を抱える兵庫県は未だ鎖国状態。海外便が飛ぶ空港は1つもありません。

参考
関西の観光三都は、京都・奈良・姫路(ひめナビブログ) - 関西空港→姫路のリムジンバスの増強や、姫路行き直通「はるか」の新設など、世界から姫路へのアクセスを、政府や財界一丸となって推進すべきでしょう。(ブログより)
観光庁は姫路につくろう(ひめナビブログ)

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Posted by miki at 00:21Comments(4)航空