2007年09月12日

打倒サムスン! 東芝姫路に第5工場建設を

銀座東芝ビル

日韓がフラッシュメモリーで熱い戦いを繰り広げています。世界シェアトップの韓国サムスンを2位東芝が攻略すべく四日市4つめの工場を建設しました。

打倒サムスン! 東芝、世界最大のフラッシュメモリー工場完工(朝鮮日報)
東芝は4日、6000億円を投じ世界最大のフラッシュメモリー工場を完工させ、同分野世界1位のサムスン攻略に乗り出した。
(中略)
西田厚聡社長は完成式典で、「製造技術の面だけでなく、生産能力でも世界をリードする。来年にもトップシェアが視野に入ってくるだろう」と述べた。米国の市場調査機関「アイサプライ」の4-6月期世界市場シェア調査によると、1位はサムスン電子45.9%、ついで東芝27.5%、ハイニックス半導体14.6%、米マイクロン・テクノロジー(5.4%)が後を追っている。東芝は新工場完工でシェア40%を目指す。
(中略)
投資競争で敗れ、1990年代に半導体メモリー分野の王座をサムスン電子に明け渡した東芝だが、今回の投資以外にも今後3年間で1兆円を半導体分野に投じる方針だ。

3年間で1兆円っていうのもすごいんですが、これってさらに工場を建てるってことでしょうか。

東芝、フラッシュメモリー生産で首位奪還狙う(YOMIURI ONLINE)
東芝は半導体事業だけでなく、原子力発電事業などでも米ウェスチングハウス(WH)を約4900億円で買収するなど積極投資が続いている。サムスンとの首位争いに挑む東芝は、第5工場の建設も検討中だが、市場の拡大をにらみながら、難しい投資判断を迫られそうだ。

ずいぶん積極的なのはいいのですが、姫路のお隣、播磨太子町東芝姫路工場・太子サイトキヤノンが来るといって整地していたのに白紙撤回された広大な用地。こいつも有効利用して欲しいものです。

一部情報(※)によると、フラッシュメモリーの第5工場を建てようにも四日市には周辺に土地がないとか。競争激しくて、土地買って整地してる暇ないでしょうから、この際、太子に第5工場建てちゃいましょう!

※ 日経ナビ2008:業界別ニュースより
――東芝は年度内に第五工場の設置を決定すると公表している。
 「NAND型の需要増に応じて東芝とは数十億ドルの設備投資をしている。今は完成したばかりの第四工場に注力しており、大体二年程度でフル稼働するだろう」
 「東芝との関係は前例がないほどうまくいっており、〇九、一〇年ごろに向けてさらに十分な能力を一緒に持ちたい。第一から第四工場までがある四日市は工場周辺に設置する土地が無いので、それ以外の国内か海外のどこかになる」

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります
  

Posted by miki at 00:00Comments(3)企業