2007年07月08日

王侯貴族よりも贅沢な食事

姫路のほうれん草

フードマイレージという言葉があります。食料の輸送距離に重量をかけた数字で表し、食品の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなります。
この数字が大きければ、環境に対する負荷も大きいと言われます。
例えば、国産小麦の食パンを食べることは、冬自宅のエアコンの温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができます。

wikipediaより
農林水産省の2001年の試算によると、日本のフードマイレージは、総量では世界中で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも一位となっている。これについて農水省幹部は「現代の日本人が歴史上のどの時代における、どの国の王侯貴族よりも贅沢な食事をしていることになっている」と解説している。

環境面から見ても、そんな贅沢が続けられるのかということや、そんなに遠方から食べ物を運んでくることが、本当に贅沢なことなのかどうか、近所でとれた野菜や魚、米や酒を味わいながらゆっくり考えてみたいものです。

参考
フードマイレージ・キャンペーン
姫路の日常酒 - 姫路はお酒に限らず、特別な高級食だけでなく、ごく普通に食しているもののレベルが高い気がします。(ブログより)

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Posted by miki at 09:33Comments(0)食べ物