2007年04月18日

ロンドン-ニューヨーク間が1600円

ラインエアー

神戸空港開港時、神戸-羽田間が10000円というのが結構なインパクトになりましたが、世界の常識から見るとまだまだです。
いま、世界中で伸びているのは格安航空会社。ヨーロッパではアイルランドのラインエアーという会社が人気。

猛烈、欧州格安ジェット(asahi.com)
空港での作業には、パソコンを使わず、乗客名簿を点検して、手書きで搭乗券に記名する。コンピューターのリース代を削れるうえ、「システムがダウンしても飛行機を飛ばすことができるので、トラブルによる損失を回避できる」。

世間ではIT革命でコストダウンとか言ってますが、格安を極めると手作業も捨てがたいということでしょうか?
「飛行機での移動は特別なことではなく、路線バスなどと同じ」(イージージェット)というのが、格安航空の哲学。大手各社が赤字に沈むきっかけとなった米同時多発テロをものともせず、「EUの拡大もあり市場の成長余地は巨大だ」と、強気の拡大路線を突き進む。

そして、きわめつけはこれ

ロンドン-ニューヨーク間1600円 欧州格安航空大手(asahi.com)
欧州の格安航空最大手ライアンエアー(アイルランド)は、片道10ユーロ(約1600円)程度からの安値で北米路線を開設する計画を明らかにした。「ドル箱」とされるロンドンニューヨーク間などで3~4年後の就航を目指す。欧州の短距離便で価格破壊を巻き起こした格安大手の参入で、長距離路線も競争が激化しそうだ。

「夢の世界一周」なんて言ってた時代が終わりを告げようとしています。大西洋を横断して1600円なら、そのうち毎週でも世界一周しようという人も出てくるのではないでしょうか。

日本でも数年後には、5枚つづりでアジアどこでも1万円航空券とかいう青春18きっぷみたいなのが売り出されるような気がします。

参考
姫路の最寄空港から東京・羽田まで7,500円(ひめナビブログ)
日本にも低運賃の嵐?(ひめナビブログ)
金が無いから飛行機を使う(ひめナビブログ)

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Posted by miki at 00:56Comments(0)航空