2007年04月12日

関東私鉄に完敗。関西私鉄

NicoPaでも乗れるようにしたら?(山陽姫路駅

さまざまな企画モノ乗車券で成功を収めてきた関西の私鉄連合・スルッとKANSAIでしたが、全国的なICカード乗車券への移行で関東私鉄連合に大きく乗り遅れ、沈没しそうです。

パスモ、カード100万枚追加発注・売れ行き好調で(NIKKEI NET)
首都圏の地下鉄・バス共通IC乗車券「パスモ」の発行・管理会社、パスモ(東京・新宿)が早くもカードの追加発注に踏み切った。サービス開始から二週間あまりで発行枚数220万枚を突破。このままではカードが足りなくなる可能性があり、事務局ではうれしい誤算に悲鳴を上げている。
3月18日に導入されたパスモは2009年度末で800万枚の発行が目標。最初の1年は500万枚で足りると想定し、発足前に400万枚を準備。秋に100万枚追加する予定だった。だが、実際にはわずか4日目で100万枚を突破。4月2日の時点で、227万枚に達した。

スルッとKANSAIのIC乗車券ピタパ(PiTaPa)が2年半かかってやっと50万枚なのに対し、関東のパスモはたったの4日で倍の100万枚。
もう2度と追いつく日は来ないでしょう。私鉄王国関西の歴史は、ピタパプロジェクトの失敗により、名実ともに完全に終止符を打った気がします。ご愁傷様。

参考
伊丹空港を阪急のターミナルに(ひめナビブログ) - 傲慢なPiTaPaのカード戦略も意味不明です。3ヶ月後に関東私鉄がPASMO(パスモ)を始めれば、磁気カードで培ったスルッとKANSAIの成功分まで一気にかき消されるほど、PASMOとPiTaPaは差がついてしまうと思います。(ブログより)
消費税もビックリ!PiTaPaの利用率(ひめナビブログ) - 交通系ICカードで失敗したのは全国でもピタパぐらいです。

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Posted by miki at 00:00Comments(6)交通