2007年04月04日

姫路の上空でエンジン停止

ボーイング777-200

昨日夕方、姫路の上空で片方のエンジンが停止した日航機が、福岡空港に緊急着陸しました。

日航機:エンジントラブルで福岡空港に緊急着陸(MSN毎日インタラクティブ)
日航によると、兵庫県姫路市付近の上空高度8500メートルを飛行中に突然、右翼エンジンのオーバーヒートを知らせる計器ランプが点灯、機長が手動で右翼エンジンを停止した。

利用エアラインがエアチャイナ(中国国際航空)だと言うと、「大丈夫か?」という人がいました。「落ちるんじゃないか?」と心配してくれるのです。13年前、名古屋空港で墜落したのは、名前は似ていますが別の会社で、チャイナエアライン(中華航空)と言います。よく間違えられます。
だからといって、チャイナエアラインが危ないなどと言いたい訳ではありません。飛行機は基本的にとても安全な乗り物なのです。

数字に見る航空機事故の確率(All About)
「航空事故に遭遇する確率は、統計的に見ればごくわずか。飛行機に毎日乗っていても、事故に遭うのは438年に1回です」

航空死亡者が全世界で年間900人なのに、自動車事故で日本だけでも長らく毎年1万人死んでいました。航空機のパイロットは、飛行中よりも乗務するために空港に着くまでの車の運転のほうが怖いというほどです。

さて、エアチャイナに往復計4回乗った感想は、「着陸がうまく衝撃が少ない」というものでした。安全面での不安はありませんでした。
機内食も問題ありません。日航機と大差ありません。しかし客室乗務員のサービスは評価が分かれます。飛行機を移動手段と割り切るなら問題ありませんが、プラスアルファは何も期待できません。わりと美人なのに、笑顔はありません。でも、必要最低限の機能的なサービスに好感を持つ人もいるかもしれません。

4回乗って4回とも離着陸が20~60分遅れました。そんなものだと最初から割り切れるなら、これも問題ありません。
エアチャイナのマイレージ会員(コンパニオンプログラム会員)になってしまいました。

P.S.
関西上海ANAと、ローマ北京アリタリアとの共同運航便でした。

参考
愛想と情報(英さん) - 「いたずらに、愛想を振りまかなくてもいいが、少しくらい笑顔を見せたらどうだ!」って言いたくなるくらいに、ブスッとしている。(中略)「もう二度とCAは使わない!!」って憤慨している客もいた(ブログより) → すごく理解できますが、「これも中国だから」と割り切れる人には問題ありません。
ちべつと(嗚呼素晴らしきブログな日々) - 3連続の遅延&手配ミスで飛行機に乗れなかった時には、 とうとう広州の空港のカウンターでブチ切れました。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)航空