2007年01月15日

「華麗なる一族」の舞台は姫路の企業

華麗なる一族〈上〉華麗なる一族〈上〉山崎 豊子 (1970/05)新潮社 この商品の詳細を見る

毎日放送系列で、木村拓哉主演のドラマ「日曜劇場・華麗なる一族」が始まりました。原作は山崎豊子
このお話は、姫路の山陽特殊製鋼が舞台。(ドラマでは阪神特殊製鋼)
1965年に山陽特殊製鋼が会社更生法の適用を受け、倒産したときの話をドラマ化したものです。山陽特殊製鋼は復活をとげ、1985年東証一部に上場。現在は、優良企業となっています。

参考
山陽特殊製鋼倒産事件(Winkipedia)
新年あけましておめでとうございます(ひめナビブログ) - ニューイヤー駅伝に山陽特殊製鋼が出場する話題。
山崎豊子の作品(hissyの絵日記)  -  山特(我々は通称こう略してた)は電炉メーカーであったが電炉メーカーは大手の製鉄メーカーから原料(銑鉄・スラブ)を供給を 受けないと生産出来ないという弱い立場にある。だから鉄平(いや、当時の専務は)は電炉から脱却して高炉メーカーとして、銑鋼一貫メーカーになろうと努力してた。(テレビでこういう内容になるかは不明であるが・・) しかし、大手製鉄メーカー(S製鉄で私の会社の親企業)はそれを喜ばず、所詮電炉メーカーのままにして牛耳ろうとしてたのです。案の定、いずれはS製鉄傘下の特殊鋼メーカーになって今に至る。 (一度、山特は倒産する・・・がS製鉄の資本で再建) しかし、山特の製品は自動車メーカーには無くてはならない高い技術力を今も有していて、電炉メーカーではあるが、その地位は揺るがない。(ブログより)

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Posted by miki at 21:08Comments(25)企業