2006年04月11日

姫路電球が高収益企業になった理由

ウシオ電機製特殊ランプ

「ニッチな市場のニーズをつかむこと」を中核技術として、東証1部上場の大企業になった企業があります。

その企業は、姫路電球(現:ウシオ電機)。こちらの論文(升川・北陸先端科学技術大学院大学)に、キヤノンの「独自技術に対するこだわり」という中核技術と並んで紹介されています。

会長・牛尾治朗(※)の祖父・牛尾梅吉は、姫路商工会議所の2代目会頭。(参考 近代姫路の財界・政界

電機業界は競争が激しく、利益率低下に悩む企業が多いのですが、ある視点からキヤノンやウシオ電機を見れば、企業が長期にわたって競争優位を持続できる一つの手段がわかります。

※ 牛尾治朗は、姫路生まれの実業家。経済同友会代表幹事、社会経済生産性本部会長、KDDI代表取締役会長などを歴任した、日本を代表する財界人のひとり。


参考
偉人データベース・牛尾治朗
わが人生に刻む30の言葉(Amazon) - 牛尾治朗の著作。
人手不足!プロジェクターランプ技術者(372log@姫路)

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Posted by miki at 01:01Comments(1)企業