2005年05月11日

関西にわざわざ来る理由



関西に住んでいるとわからないことがあります。そのひとつが、神戸の存在価値です。
首都圏にいると横浜があるために、神戸の存在価値はきわめて希薄です。イメージが「かぶる」のです。

神戸新聞の記事によると、

「遠方の観光客で、神戸を関西旅行の第一目的にする人は少ない」。売れるツアーを求める中で、神戸単独のパンフレットは作っていないという。
何種類もの単独パンフレットがあり、歴史遺産が集まる京都市には、〇三年、神戸の倍の四千三百七十四万人が観光で訪れた。


以前ある掲示板で、神戸がどこにあるのか知らない関東人がいるという書き込みがありました。その人は、京都、大阪は訪れたそうです。関西人には想像し難いことですが、神戸は「関西で存在価値が最大」であって、他の地域に行けば行くほど存在価値は希薄。京都や奈良とは全く反対です。

ビジットジャパンと言って、政府は海外からの旅行客誘致に熱心に取り組んでいますが、海外から見ればなおさら日本文化の香りが漂う街が有利になるでしょう。

姫路がどこを向いて観光開発すればいいかは自明です。

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Posted by miki at 00:02Comments(3)観光